臨床工学技士を目指す学生です。学生でも取れる資格を知りたいなぁ。資格を取るメリットとかもあれば、教えてほしいなぁ。
こんな疑問を解決します。
まず、おすすめの資格は下記の通りです。
- 第2種ME技術実力検定試験(ME2種)
- 第1種ME技術実力検定試験(ME1種)
- 心電図検定
- 医療機器情報コミュニケータ(MDIC)
- ITパスポート
記事の信頼性
- 大学在学中にME2種、ME1種、心電図検定などの資格を取得。
- 現在は臨床工学技士として、総合病院に勤務中。
この記事を書いている僕は、社会人3年目の臨床工学技士です。
今回は、『臨床工学技士を目指す学生におすすめの資格5選』というテーマで、解説していきます。
臨床工学技士になるためには、臨床工学技士養成校(4年制大学または専門学校)を卒業し、国家試験に合格する必要があります。また、合わせて就職活動も行う必要があります。
ですが、この臨床工学技士の就活は中々厳しいです。私自身、就活に苦しみました。
新卒であれば、併願は基本できませんし、就職する場所や業務にこだわると、求人数は少ないです。妥協する場面も必要になります。
ですので、少しでも在学中に資格を取得することで、就活を有利にする進めることができます!
今回は、臨床工学技士養成校在学中に、取得することができるおすすめの資格についてご紹介していきたいと思います。
前置きはさておきですね。
では、いきましょう( ゚д゚)
臨床工学技士を目指す学生におすすめの資格5選
まず、おすすめの資格は下記の通りです。
- 第2種ME技術実力検定試験(ME2種)
- 第1種ME技術実力検定試験(ME1種)
- 心電図検定
- 医療機器情報コミュニケータ(MDIC)
- ITパスポート
それぞれ解説していきます。
第2種ME技術実力検定試験(ME2種)
この試験は、臨床工学技士を目指す学生であれば、馴染みのある試験だと思います。
簡単に解説すると、下記の通りです。>>詳しく知りたい方はこちらから
ちなみに、臨床工学技士であればME2種は持っていて当然という雰囲気があります。
ですので、就職活動(新卒)で、ME2種を取得している人と、取得していない人がいれば、ME2種取得者が採用されやすくなります。
これは、ME2種取得者の方が、国家試験に合格しそうですもんね。
就職で、ME2種の取得の有無は重要視されます!
また、中には、ME2種に合格しなければ、国家試験を受けれないor卒業できない養成校などもあるそうですね。恐ろしい、、、
臨床工学技士を目指す学生の方であれば、合格必須の試験です!
下記記事に、ME2種に合格するための勉強法やME2種の合格体験談などもご紹介しているので、是非参考にしてみてください!
第1種ME技術実力検定試験(ME1種)
こちらは、先ほどご紹介したME2種試験の上位試験です。
簡単に解説すると、下記の通りです。>>詳しく知りたい方はこちらから
こちらの試験は、難易度が高いと良く言われています。また、ME1種を持っている技士は、圧倒的に少ないです!
ですので、ME1種を取得しているだけで、相手に強い印象を残すことができます!私自身、病院実習や就職活動などで、ME1種について言及されることが多かったです!
合格のインパクトは大きく、就活で多少は有利になるかも。
詳しくME1種合格のメリットについて知りたい方は>>こちらから
また、合格率自体も、30〜35%程度で低めですし、受験資格も求められるため、いかに合格難易度が高いか分かります!
ですが、ME1種に合格することで、他の学生に比べて大きなアドバンテージを得ることができます。
私としては、在学中にME1種にチャレンジすることを大いにオススメします!
下記記事に、ME1種に合格するための勉強法やME1種の合格体験談などもご紹介しているので、是非参考にしてみてください!
心電図検定
この試験は、臨床工学技士の学生に特化した試験ではありません。他の医療従事者も受験される試験のため、認知度の高い試験です。
心電図判読のスキルアップを目指して、受験される方が多いです。
簡単に解説すると、下記の通りです。>>詳しく知りたい方はこちらから
こんな感じです。
心電図検定は、4つの階級に分かれています。学生の方におすすめなのは3級か4級です!
理由は、4級のレベルが心電図の基礎的な判読力、3級が心電図の基礎〜中等度の判読力となっており、心電図の基礎的な問題が多く出題されるからです。
私の個人的には、3級に挑戦することをオススメします!←実際の臨床で、見かけることの多い不整脈についての問題が多いからです。
学生におすすめは心電図検定3級
下記記事に、心電図検定3級に合格するための勉強法や私の合格体験談などもご紹介しているので、是非参考にしてみてください!
また、臨床工学国家試験では、心電図の判読問題は出ません!
取る意味あるの?
上記のように考える学生の方がいるかもしれませんが、病院実習や就活で役に立ちます!
病院実習では、心臓カテーテル治療やアブレーション治療などで、心電図をみる機会があるのでそこで、役に立ちます!
心電図検定は、臨床工学以外の医療従事者も多く受験し、知名度が高いので、面接官が医師や事務であっても、資格についての理解もあると思います。
病院実習や就活で有利になるかも
医療機器情報コミュニケータ(MDIC)
こちらの資格は、通称「エムディック」と呼ばれています。日本医療機器学会が主催する資格です。
私自身は、この資格は持っていませんし、在学中に受験したという人も耳にしなかったです。
試験について解説すると、下記の通りです。
こんな感じです。
この試験は、病院の医療機器安全管理責任者の方であれば、受験するように病院から言われたりするそうです。
将来、医療機器安全管理責任者になりたいと少しでも考えている人は、受験しても良いかもしれませんね!
また、試験内容も臨床工学技士の国家試験とかぶる範囲しかないので、国家試験対策として、受験しても良いかもしれません。
詳しく知りたいよって方は、こちらの公式HPからご参照ください。
ITパスポート
こちらの資格は、ITに関する基礎的知識を証明する経済産業省認定の国家試験です。
私自身は、この資格は持っていませんし、在学中に受験したという人も耳にしなかったです。
試験について解説すると、下記の通りです。
こんな感じです。
どこの病院も、電子カルテを使用するため、パソコンなどのコンピューターを使用すると思います。
ですので、IT系の基礎知識を持っていることは、就活で多少有利になると思います!
また、院内でパソコンの不具合などあれば、看護師から「パソコンの調子みて!」と言われることも少なくありません。
学生のうちにIT系知識を持つことは、就職後も大いに役に立つと言えます!
詳しくは、公式HPを参照ください!>>こちらから
追記:2024年7月からICT分野の国家資格取得における奨励金制度が始まると日本臨床工学技士会から発表されました。引用:e-privado
医療DXの分野に今後、臨床⼯学技士が進出できるために今回の制度が始まったと思います。
対象資格は、ITパスポート試験、情報セキュリティマネジメント試験、基本情報処理技術者試験、医療情報技師能⼒検定試験の4つになります。
奨励金の対象者は、現役CE、CE養成校の学生。奨励金額は、正会員で1万円、非会員で5千円がAmazonギフトカードでもらえるそうです。
今後のキャリアアップのために、学生のうちに取得するのは大きなメリットだと言えます!
受験の際には、下記の参考書がおすすめです!
まとめ
今回は、『臨床工学技士を目指す学生におすすめの資格5選』というテーマで、解説しました。
おすすめの資格は、下記の通りです。
- 第2種ME技術実力検定試験(ME2種)
- 第1種ME技術実力検定試験(ME1種)
- 心電図検定
- 医療機器情報コミュニケータ(MDIC)
- ITパスポート
学生のうちに、多くの試験に合格することによって、就活でも勉学に励んだとアピールすることができます!
また、国家試験の勉強にもなったりしますし、就職してからも、役に立つ機会が多いです!
ぜひ、今回紹介した資格に挑戦してもてください!応援しています!
というわけで、今回は以上です!
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