たっちゃん僕は20代現役臨床工学技士です。大学3年生でME1種試験に一発合格しました!
ME1種(第1種ME技術実力検定試験)は、臨床工学技士の業界では知名度の高い難関資格です。
「難しいって聞くし、学生には無理かも…」と感じている方も多いと思います。しかし、新制度(第25回)以降は出題の傾向が大きく変わり、正しい勉強法を実践すれば学生でも十分に合格を狙える試験になりました。
この記事では、学生時代にME1種を一発合格した僕の実体験をもとに、5ステップの勉強法を具体的に解説していきます!
参考書の選び方やスケジュールの立て方まで網羅しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ME1種とは、ME2種の上位資格


ME1種(第1種ME技術実力検定試験)は、ME2種の知識をベースにしつつ、「ME機器・関連設備の保守・安全管理を総合的に管理し、他の医療従事者を教育・指導できる資質があるか」を検定する試験です。
この試験は「ME機器・システムの安全管理を中心とした医用生体工学に関する知識をもち、適切な指導者のもとでそれを実際に医療に応用しうる資質」を検定するものです。
引用:公益社団法人日本生体医工学会 ME技術教育委員会
つまり、ME2種の上位試験という立ち位置です。



ME1種を受験するには、以下のいずれかを満たしている必要があります。
- 第2種ME技術実力検定試験(ME2種)に合格していること
- 臨床工学技士の国家試験に合格していること



まだME2種に合格していない方は、先にME2種の対策を進めましょう!ME2種に合格してから、その勢いでME1種を目指すのがおすすめのルートです。


新制度以降の合格率・難易度
ME1種は以前、合格率20〜30%台の超難関試験でしたが、第25回(2019年度)から出題傾向が大きく刷新され、状況が変わっています。
第25回以降の平均合格率は、約35%前後で、合格率は回を重ねるごとに右肩上がりで推移しています。





また、第29回(2025年度)の合格率は、53.8%と過去最高の合格率となりました!
新制度では「知識の暗記を問う問題」から「現場のトラブルや課題を自分で考えて解く問題」へと傾向が変わりました。高度な専門知識は必須ではなく、ME2種レベルの基礎知識で解ける問題が中心です。



僕が受験した第25回(新制度1回目)のときも、「昔のME1種より問題が解きやすい!」と感じました。正しい対策を積み重ねれば、学生でも十分に戦える試験です。
他試験と比較した難易度





学生時代に国家試験・ME1種・ME2種・心電図検定3級を受験しましたが、その中でもME1種が最も難しかったです。
新制度になってから出題範囲は少し狭くなった印象ですが、それでも難易度は高めです。一方で、ME1種に合格できれば大きな自信になります。
ME1種に合格できる力があれば、あとは国試対策をしっかり行えば国家試験で落ちることはまずありません。
ME1種の概要や新制度以降何が変わったのか詳しく知りたい方は、下記の記事で詳しく解説しています。


ME1種の勉強法を5ステップで解説
ME1種の合格に必要な勉強は、大きく5つのステップに整理できます。順番通りに進めることで、効率よく実力を積み上げられます。
- まずME1種の過去問を1年分見て傾向をつかむ
- ME2種の過去問を出題範囲に絞って解き直す
- 工学系の計算問題を確実に得点源にする
- 学内・学外実習のレポートを復習する
- 勉強スケジュールを立てて継続する



実際に僕も、この5ステップで勉強を進めることで合格できました!
①まずME1種の過去問を1年分見て傾向をつかむ
勉強を始める前に、ME1種の過去問を1年分(新制度以降のもの)をざっと見ておきましょう。内容が理解できなくても構いません。
ME1種の出題範囲は、次のようになっています。
- 医用機器安全管理学
- 生体計測装置学
- 医用治療機器学
- 生体機能代行装置学(体外循環・血液浄化・呼吸療法) +α:医用電気電子工学、物理・化学、医用機器工学、医用情報通信工学、生体物性、医用材料など
第24回以前の旧制度の過去問は出題傾向が大きく異なります。旧制度の問題に時間をかけすぎると非効率なので、第25回以降の問題を中心に対策しましょう!
ME1種の過去問は、公式ホームページで一部しか公開されていません。全ての過去問を確認するには、問題集を購入して学習を進めるのがおすすめです。



まず「どんな問題が出るのか」を最初に把握しておくだけで、その後の勉強の方向性が定まります。ここをスキップしないことが大事です!
ME1種の一部の過去問は、下記URLから確認できます。
>>2020年度第1種ME技術実力検定試験の問題一部公表のお知らせ
②ME2種の過去問を出題範囲に絞って解き直す
新制度以降からME1種試験は、ME2種の知識で解くことができます。
まずは、ME2種の過去問を、ME1種の出題範囲に絞って解き直しましょう。全科目を網羅する必要はなく、優先順位をつけて取り組むことが重要です。
- 医用機器安全管理学
- 生体計測装置学
- 医用治療機器学
- 生体機能代行装置学(体外循環・血液浄化・呼吸療法) +α:医用電気電子工学、物理・化学、医用機器工学、医用情報通信工学、生体物性、医用材料など



ME1種とME2種は同じ日本生体医工学会が問題を作成しているため、出題の方向性に共通点があります。ME2種の過去問を繰り返し解くことで、ME1種の暗記系問題にも対応できるようになります。
『第2種ME技術実力検定試験全問解説集』は、問題を解くだけでなく、解説を読んで周辺知識まで理解することが大切です。
解説が丁寧にまとめられているため、参考書としても活用できます。1冊で基礎知識のインプットと問題演習のアウトプットを同時にこなせる点が、この問題集の大きな強みです。
③工学系の計算問題を確実に得点源にする
ME1種では、電気・物理・化学などの工学系計算問題が医療機器と絡めて出題されます。暗記ではなく「理解して解く」タイプの問題なので、一度習得すれば安定した得点源になります。
例えば、次のような臨床と絡めた問題です。





ちなみにこの例題は、第25回でほとんど同じ問題が出ました!



この計算の導出方法は、 「MEの基礎知識と安全管理(改訂第8版)のAEDの原理・構造」に同じように記載されています!
「MEの基礎知識と安全管理(改訂第8版)」は、ME1種試験の主催者(ME技術教育委員会)が監修しているので、過去問がマスターできたら読み込んでおくと合格に近づきます!
計算問題で詰まった場合は、過去問の解説だけでなくインターネットで類題を検索したり、AIで類似問題を出題してもらったりするのが効果的です。
物理や電気の法則は解説が豊富で、似た問題が見つかることも多く、複数の解説を組み合わせることで理解が深まります。
苦手な公式や計算パターンはノートにまとめておき、試験前日に見返せるようにしておきましょう。



電気電子工学が苦手な方にとっては、正直しんどいステップかもしれません。 しかし、ここを後回しにしてしまうと合格が一気に遠のきます。 全問正解を目指す必要はありませんが、まずは「よく出る計算パターンを確実に解ける」状態を目標にして、一つひとつ取り組んでいきましょう
④学内・学外実習のレポートを復習する
新制度以降のME1種は、現場で考えて解く力を問う試験です。医療機器を現場で使った時に起こる問題点やどんなリスクがあるかといった臨床的な視点が重視されるようになっています。
学生のうちは現場視点での考え方がまだ身についていないことも多いですが、実は学内実習や学外実習(病院実習)で学んだ内容が、そのまま試験問題に直結するケースがあります。



実際に僕も、学内実習で学んだ3Pコンセントに関する問題がそのまま出題され、得点源になった経験があります。
特に血液透析・人工心肺・呼吸療法・生体計測機器については、「臨床での使われ方」を意識しながら復習するのがおすすめです。
実習レポートや実習ノートを見返し、以下のポイントを中心に復習しておきましょう。
- 各機器の操作手順
- トラブルシューティング
- 安全管理のポイント
実習で得た経験がそのまま得点につながります。
⑤勉強スケジュールを立てて諦めずに継続する
ME1種の勉強に必要な期間の目安は約5ヶ月・合計200時間程度です(個人差あり)。学業と並行して進めるため、計画的なスケジュール管理が合否を大きく左右します。



試験日(例年6月)から逆算すると、1〜2月ごろから準備を始めるのが理想です。
また、ME1種はマーク式だけでなく記述式問題もあります。


そして、この記述式には部分点が付与される場合があります。ME技術教育委員会の公式回答でも以下のように説明されています。
3段階の各段階ごとの配点は重みづけがされており、配点は均等でないものもあります。また部分点の付与もあります。3段階目の問いについては導出過程を採点者が理解できるように解答してください。
諦めずに最後まで記載することで、部分点が積み重なり合格につながります。
学生がME1種を取るメリット3つ
「ME1種を取る意味はあるの?」と迷っている方のために、学生がME1種を取得する主なメリットをまとめます。
実際に僕が感じたメリットは次の3つです。
- 就活で差別化できる
- 国家試験対策になる
- 合格バッジ・資格手当など目に見える恩恵も
就活で差別化できる(面接で触れてもらいやすい)
ME1種を持っていると、就職試験の面接でほぼ確実に話題になります。履歴書の資格欄に記載できるだけでなく、「なぜ学生のうちに取ったのか」という会話が生まれ、自己PRの絶好のチャンスになります。
面接で差がつくのは、専門試験の点数や面接の印象が拮抗したときです。ME2種しか持っていない候補者とME1種を持っている候補者では、印象に違いが出ることがあります。
ただし、ME1種があれば必ず採用されるわけではありません。就活の結果は人柄や面接の内容に左右される部分が大きいことも念頭に置いておきましょう。



正直に言うと、僕はME1種を持っていても5施設落ちました(笑)。でも全ての面接でME1種の話題になったのは確かです。「話のきっかけを作れる資格」として持っておくのは間違いなく武器になります。
国家試験対策になる
ME1種の出題範囲は、臨床工学技士の国家試験とほぼ重なっています。ME1種の合格を目標に勉強することで、国家試験の対策にも自然とつながります。
逆に、単なる国試対策ではME1種の合格には届きません。ME1種を意識した勉強が、結果的に国試の得点力を底上げするイメージです。
ME1種に合格できる知識があれば、国家試験の合格は比較的余裕を持って臨める水準です。両方の対策を兼ねて取り組む学生は、国試本番でも高い得点を出す傾向があります。



実際に僕は大学3年生でME1種に合格しましたが、その後の国試対策はそれほど力を入れなくても、合格できるレベルの知識が身についていました。


合格バッジや資格手当など目に見える恩恵も
ME1種に合格すると、合格者専用のバッジが1人につき1個発行されます。さらに、合格後に2年以上の実務経験を積むことで「臨床ME専門認定士」の申請資格が得られます。
また、施設によっては資格手当が支給されるケースもありますが、対応していない施設の方が多いです。



僕の勤務先もME1種の資格手当はありませんでした。しかし就職2年目の夏のボーナスがアップしたことがあります!技士長が評価してボーナス加算の申請をしてくれていました。
つまり、資格手当として明示されていなくても、取得した努力をしっかり評価してくれる職場であれば、給与に反映されやすいです。
ME1種の取得は、目に見えない形でもキャリアに影響を与える資格です。


ME1種におすすめの参考書・問題集
ME1種合格のためにオススメの問題集と参考書は、以下のとおりです。
- 第2種ME技術実力検定試験全問解説集
- 第1種ME技術実力検定試験問題解説集
- MEの基礎知識と安全管理(改訂第8版)
- 国家試験の過去問
第2種ME技術実力検定試験全問解説集
ME1種対策でもっとも使い勝手がよい教材は、ME2種の全問解説集です。ME1種の基礎となるME2種レベルの知識を体系的に固めながら、豊富な過去問演習もこなせます。
最新版を購入し、ME1種の出題4科目+工学系を中心に3周程度繰り返すのが目安です。
- 医用機器安全管理学
- 生体計測装置学
- 医用治療機器学
- 生体機能代行装置学(体外循環・血液浄化・呼吸療法)
+α:医用電気電子工学、物理・化学、医用機器工学、医用情報通信工学、生体物性、医用材料など
第1種ME技術実力検定試験問題解説集
ME1種に限らず、資格試験の合格には過去問演習が欠かせません。
ただし、購入前に注意点があります。
ME1種は第25回試験から新制度に移行しており、第24回以前の過去問とは出題形式がまったく異なります。
第25回の講習会では、「第24回以前の解説集も学習に活用してほしい」とアナウンスされています。解説部分に出題意図や解答プロセスが記載されているためです。



ただ、実際に第25回試験で使ってみた感想としては、正直あまり役に立ちませんでした。「使ってください」という案内には、多少ポジショントークが含まれている可能性もあります。
また、現在第25回のテキストは残部が少なくなっています。入手を検討している方は、早めに確認することをおすすめします。
MEの基礎知識と安全管理(改訂第8版)
ME1種試験の主催団体であるME技術教育委員会が監修している参考書です。
過去問の解説だけでは理解が浅くなりがちな「周辺知識・原理・構造」を補うのに最適で、ME1種・2種の過去問集と並行して使うのがおすすめです。
実際に、ME1種の例題として出題されたAED問題の内容が、本書のAEDの原理・構造のページとほぼ同じ形で掲載されていました。
過去問をひととおりマスターしたら、次のステップとして本書を読み込む流れが、合格への近道です。
【補助】国家試験の過去問(ME2種レベルの基礎固め)
ME2種レベルの基礎知識に不安がある方には、臨床工学技士の国家試験過去問が補助教材として役立ちます。
難易度はME2種とほぼ同程度のため、基礎の定着確認にちょうどよいレベル感です。また、そのまま国家試験対策にも活用できる一石二鳥の教材です。
現在は分野別にまとめられた過去問集も販売されており、苦手分野を集中的に対策しやすくなっています。学習効率を上げたい方は、分野別タイプの選択がおすすめです。



ただし、優先すべきはME2種・1種の過去問のマスターです。時間に余裕がない方は、国家試験の過去問には手を出さず、まずME2種と1種の過去問に集中しましょう!
学生がME1種に合格するための勉強時間とスケジュール目安
僕が、ME1種に合格するまでにかかった勉強時間は約200時間でした。
得意・不得意な分野や学習済みの範囲によって個人差はありますが、他の合格者の情報と照らし合わせても、おおむね同程度の時間感です。
5ヶ月で割ると1日あたり約1〜1.5時間の計算になります。学業や実習と並行しながらでも、現実的に確保できるペースです。
- 目安勉強期間:約5ヶ月
- 目安勉強時間:約200時間(1日1〜1.5時間)
- 試験実施時期:例年6月(オンライン受験)
- 受験料:22,000円(初回)/13,000円(再受験)
ME1種の勉強時間とスケジュールの例
試験は例年6月に実施されるため、1〜2月ごろから準備を始めると余裕を持って対策できます。
スケジュールの例をまとめました。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 1ヶ月目(1〜2月) | ME1種の過去問を1年分ざっと確認。 出題傾向・形式の把握。 ME2種の知識を棚卸し。 |
| 2ヶ月目 | ME2種全問解説を使って出題4科目を1〜2周。 解説を読みながら解く段階。 |
| 3ヶ月目 | ME1種の過去問(第25回以降)を解き始める。 工学系計算問題を並行して強化。 苦手単元のノートまとめ。 |
| 4ヶ月目 | ME1種の過去問(第25回以降)を本番形式で解き始める。 実習レポートの復習も。 |
| 5ヶ月目(直前) | 苦手箇所の集中補強。 ノートの最終確認。直前1週間は過去問の総復習。 |
計画を立てたら、毎週末に「今週できたか」の振り返りをするのがおすすめです!勉強が遅れても焦らず、スケジュールを柔軟に調整しながら継続することが合格への近道です。



僕もスケジュールを立てて勉強を始めましたが、全然思い通りにならなかったです…
余裕を持って、諦めずにコツコツ学習をしていきましょう。
3ヶ月で合格するスケジュール



5ヶ月前から勉強を始めるなんて無理だよ…
このように、余裕を持って勉強を始められる方ばかりではないと思います。



実際に僕も、なかなか勉強をスタートできず、3月ごろからようやく本腰を入れました。
それでも合格できたので、以下に実際に行った3ヶ月スケジュールをまとめます。
| 時期 | 勉強内容 | 時間目安 |
|---|---|---|
| 3月 | 過去問・図書館で自習 | 約6時間/日 |
| 4月 | 実習+復習 | 約1〜2時間×週2〜3回 |
| 5〜6月 | 問題演習など | 約3時間/日 |
| 試験1週間前 | 追い込み&総復習 | 約6時間/日 |
また、勉強時間の確保と同じくらい大切なのが、集中できる環境づくりです。



僕は、家では集中しにくかったため、毎日図書館に通って学習していました!
自分が集中できる場所を早めに見つけておくと、学習効率が上がります!
ME1種を学生のうちに受けるべきか?よくある疑問Q&A


ここでは、ME1種を受験する際によくある質問をまとめました。
ME1種の講習会はあるの?
あります!
公式の講習会が例年5月頃から試験前日まで実施されています。
現在はeラーニング(オンデマンド配信)形式で、合計約4時間ほどの内容です。
第25回より新しくなったME1種試験に関する情報提供を目的として、関連する知識・技術についての講習が行われています。
受験を希望する方は受講が推奨されており、講習料は5,000円です。



僕が参加した第25回の講習会は主要な都道府県で対面形式で実施されていました。しかし、現在はオンライン形式に変わっています。ちなみに、第25回講習会の資料は現在も公式HP内で確認できます。
合格点や合格ラインはどのくらい?
合格ラインは300点満点中180点、得点率60%を目安としています。これは第25回講習会の質問回答集に明記されており、会場でも同様の説明がありました。





しかし、僕は第25回ME1種試験を受験しましたが、162点(約54%)で合格できました。午前・午後ともに60%を超えていません。


考えられる理由は2つです。
①難易度が高い年は合格基準が引き下げられる。
②合格者数を一定に保つ相対的な調整が行われる。
第25回の平均点は約43%と非常に低く、僕の54%は受験者の中で上位層にあたっていました。
参考までに、第29回(2024年度)の合格率は53.8%と過去最高でしたが、翌第30回(2025年度)は38.3%に戻っています。
「60%」は絶対基準ではなく、あくまで目安です。試験では、最後まで諦めずに問題を解くことを意識しましょう!
論述式問題とはどんな問題ですか?
与えられた課題に対して、解決に必要な知識・情報・手順・注意事項などを論理的に記述する問題です。単純な暗記では対応できず、「どのように考えるか」という思考力・説明力が問われます。


過去には、以下のようなテーマが出題されています。
- 漏れ電流測定用器具の周波数特性と人体の感電特性の関係
- 医療機器へのサイバー攻撃リスクの軽減対策
知らない内容が出題されることもありますが、問題文に情報が与えられているケースが多いです。大切なのは知識の有無よりも、筋道を立てて考え、説明できる力です。
また、論述式問題には部分点が付与されます。わからない問題でも空欄にせず、考えたことを書き切ることが得点につながります。
未履修の分野があっても合格できる?
合格は可能ですが、未履修分野があると難易度は上がります。
特に生体機能代行装置学(血液透析・人工心肺・呼吸療法)は独学で補いにくい分野のひとつです。
学内実習が始まる学年であれば、実習と並行して知識を補完できます。未履修の分野は教科書や参考書で基礎を確認しながら、過去問で出題パターンを把握していきましょう。



僕も受験時に生体機能代行装置学は未履修でした。試験でもその分野は苦戦しましたが、他の科目でカバーして合格できました。
苦手分野があっても、全科目で満遍なく点を取る必要はないので安心して下さい。
ME1種に合格したら就活に有利になる?
合格すれば必ず内定が取れるわけではありません。



僕は、就活の時にすでにME1種を持っていましたが5施設落ちました。
就活の結果は人柄・コミュニケーション・面接の印象に左右される部分が大きく、資格だけで結果が決まるものではありません。
ただし、面接での話題づくりという意味では確実にプラスになります。
履歴書の資格欄に記載できるだけでなく、「なぜ学生のうちに取ったのか」という会話が生まれやすく、僕は、全ての面接でME1種について触れてもらえるケースが多いです。
自己PRや志望理由の補強材料として十分に活用できます。資格取得そのものよりも、自己研鑽として挑戦し続ける姿勢が、就活でも臨床でも大切です。
まとめ|ME1種の勉強法は5ステップで十分
この記事では、学生がME1種に合格するための勉強法を5ステップで解説しました。
- ME1種の過去問を1年分見て傾向をつかむ
- ME2種の過去問を出題範囲に絞って解き直す
- 工学系の計算問題を確実に得点源にする
- 学内・学外実習のレポートを復習する
- 勉強スケジュールを立てて継続する
新制度以降のME1種は、正しい対策を積み重ねれば学生でも合格できる試験です!実際、第29回(2024年)の合格率は53.8%と、過去最高を記録しています。
問題集や参考書は第1種ME技術実力検定試験問題解説集や第2種ME技術実力検定試験全問解説集、MEの基礎知識と安全管理を軸にして、5ヶ月・約200時間を目安に計画的に取り組みましょう。



諦めずにコツコツ学習することで、必ず合格に近づきます!
ME1種に受験するには、ME2種試験もしくは臨床工学技士国家試験に合格している必要があります。
まだ合格していない方は、先に合格していきましょう!









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