ME2種は受ければ合格する理由【学生必見の勉強法】

ME2種勉強方法 臨床工学技士

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悩む人
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ME2種って難しいのかな。臨床工学技士の学生だけど、学校で習ってない範囲も出るし、受かるか不安だなぁ…

こんな悩みを解決します。

まず、この記事の結論を書いておきます。

  1. 合格率は当てにならない。
  2. とりあえず、1年分解いてみる。
  3. 5年分の過去問を分野別に分けて解く。
  4. 物理や工学系の計算問題は毎日繰り返し解く!
  5. すぐに見返せるまとめノートを作ろう!

記事の信頼性

  • 4年制大学の2年生時にME2種取得。
  • 試験日から3カ月で試験に合格。
  • 続く3年生時にME1種試験に合格。

本記事の想定読者

「まだ、学校で習ってない範囲もあるけど、ME2種を取得したい!去年落ちたから、もう一度リベンジしたい!」

ME2種試験は、臨床工学技士であれば、持っているのが当たり前という雰囲気ありますよね→学校によっては、ME2種に合格しないと国家試験を受験させないところもあるとかないとか、、、

そんなプレッシャーのかかる試験をどのように勉強したら合格できるのか知りたいですよね。私も含めそうでした、、、

私自身は大学2年生の時に、ME2種試験を受験しました。当時は、大学でまだ未履修の範囲も試験に出題されていましたが、なんとか合格することができました。

この記事では、そんな私がME2種試験に合格するための勉強方法を解説していきます。

前置きはさておき…では、いきましょう( ・∀・)

その前に、ME2種(第2種ME技術実力検定試験)について簡単に説明します!

早く本題が見たい方はこちらをクリック!

ME2種試験(第2種ME技術実力検定試験)とは

ME2種試験とは、公式HPにて下記のような試験とされています。

この試験は「ME機器・システムの安全管理を中心とした医用生体工学に関する知識をもち、適切な指導者のもとでそれを実際に医療に応用しうる資質」を検定するものです。合格者は、日本生体医工学会より合格証明証が交付され、「第2種ME技術者」の呼称が使用できます。また、第1種ME技術実力検定試験の受験資格が得られます。

公益社団法人日本生体医工学会 ME技術教育委員会

臨床工学技士が持つべき資質ですね!そして、ME1種試験に挑戦できるようになります!

ME1種試験に興味がある方は『【簡単に合格できる!】ME1種は過去問の繰り返し』で、詳しく解説しています。

受験資格

受験資格は特にはありません!→誰でも、受験できるのは良いですね!

その中でも、下記の方がよく受験されるのだと思います。

  • 臨床工学技士養成校の学生
  • 医療従事者(臨床工学技士、臨床検査技師、看護師等)
  • 医療機器メーカー勤務の方

試験日程

試験日程は、例年、下記の通りです。

試験日:おおよそ9月の第1週の日曜日(午前と午後の2部あり)
申込期間:おおよそ5月上旬~6月中旬

直近の試験では、第45回(2024年度)の試験の日程は下記の通りです!

試験日:2024年9月8日 (日)
申込期間:2024年5月27日(月)〜6月28日(金)

追記
第45回試験から試験時間が変更になります! 
・入場開始 10:50~
・午前試験説明開始時刻 11:10
・午前試験時間 11:40~13:20
 (試験時間100分,問題数60問)
・午後試験説明開始時刻 14:25
・午後試験時間 14:50~16:30
 (試験時間100分,問題数60問)
また、試験終了時間まで退出できません。

今年から、試験開始時間が早まります!
試験に遅刻しないよう、気をつけて下さい!
>>新幹線のチケット購入はこちら!

受験料は、15000円です。→受験料が高いのがネックですよね。お金のない学生には辛い、、、

試験会場は例年、全国8会場です。→各都道府県には無いので、遠方の方は宿泊予約などお早めに!>>コチラから簡単に予約できます!

札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、岡山、福岡

出題範囲

出題範囲は、下記の通りです。

  1. MEの基礎となる医学的知識医学概論
  2. MEの基礎となる理工学的知識電気・電子工学、物理、化学
  3. MEの基礎的知識→医用治療機器学、生体計測装置学、生体機能代行装置学
  4. 原理,構造に関する知識医用治療機器学、生体計測装置学、生体機能代行装置学
  5. 操作,運用に関する知識医療安全管理学
  6. 保守,点検に関する知識医療安全管理学
  7. 安全性,信頼性に関する知識医療安全管理学
  8. 病院設備等に関する知識医療安全管理学

ME2種試験では、8つの知識を求められます!

臨床工学技士の国家試験を受ける学生の皆さんであれば、赤文字で記載した分野が多く出題されます!

出題形式

問題数は120問で、五者択一式の試験となっています。

午前、午後ともに試験時間は100分です。
途中退出はできません。

ちなみに、私が受験した際は小論文問題がありましたが、第42回から廃止されたそうです!

ME2種は受ければ合格する理由【学生必見の勉強法】

冒頭でお見せした通り、合格するためには次の5つが重要です。

  1. 合格率は当てにならない。
  2. とりあえず、1年分解いてみる。
  3. 5年分の過去問を分野別に分けて解く。
  4. 物理や工学系の計算問題は毎日繰り返し解く!
  5. すぐに見返せるまとめノートを作ろう!

それでは、順に説明していきます。

合格率は当てにならない

初めに、ME2種の合格率は30〜40%と言われています。

また、目安としての合格点は6割(72点以上)と言われています!

公益社団法人日本生体医工学会 ME技術教育委員会
悩む人
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え、意外と低くない?受けるのやめよっかな、、

上記のように悩む方!ちょっと待ってください!!

これには、理由があります!下記の通りです。

  1. 全く勉強していないで受験
  2. 記念受験

この方たちに当てはまるのは、ME2種の過去問をしっかりと解かずに、受験した人たちです!

私が学生の頃も、そんな人達がちらほらいましたが、受かってなかったです。

というのも、過去問から6〜7割ぐらいは類似問題が出題されます。

そのため、過去問を制すものが、受験を制すということです!←臨床工学技士の資格は、大体これが当てはまります。(国家試験、ME1種etc)

ME2種合格のためには過去問が必須ですので、受験することを決めた方は、早めに購入し勉強を始めましょう!下記から購入できます!

何事も、早めの行動が良い結果(合格)に繋がります!

また、ME技術教育委員会で過去の試験問題が無料公開されていますが、それを使って勉強することはおすすめしません❌

その理由は、過去問を解いた後に解説をみることが重要だからです!

では、実際にどのように勉強していくのか、次で解説していきます!

とりあえず、1年分解いてみる。

まずは、今の自分の実力を知るために、ME2種の前年度の試験を解いてみましょう!

過去問は下記から購入するか、こちらのサイトからPDFをダウンロードできます。

用意できましたら、実際の試験と同じように過去問を解きましょう!

頑張って下さい٩( ‘ω’ )و

解き終わったら、すぐこの記事に戻って来れるように、お気に入り登録をおすすめします!

ME2種合格したい人
ME2種合格したい人

解き終わったぞ!!

解き終わりましたら、採点してご自身の点数を確認して下さい!

一応、ME2種の合格点は、72点以上(6割)となっています。

採点は、何点だったでしょうか???

採点結果が72点以上の方いらっしゃいますか??

その方は、とても優秀です!5年分の過去問を繰り返して解けば合格間違いなしです!

注意点は、学校などで一度解いたことのある問題がある場合は、当てにしすぎないでください。

ですが、多くの方はそんなに取れないと思います…私が初めて解いた時は、32点でした笑

ですが、安心して下さい!

そんな私でも、試験後の自己採点で87点を取ることができました!

今やってもらった、過去問の解き直しは、現状の実力を確かめるものです。低すぎても大丈夫です!

では、次の章から詳しく勉強方法について解説していきます!

5年分の過去問を分野別に分けて解く。

それでは、勉強方法について紹介していきたいと思います!

結論は、過去問を分野別に分けて解く。これだけです!

これをおすすめする理由は、下記のメリットがあるからです!

  • 効率が良い。
  • 知識の定着が速い。
  • 頻出問題が分かるようになる。
  • 苦手な分野が把握できる。
  • 問題傾向が把握できる。

1番のメリットは、効率が良いことです!普通に解くよりも、知識の定着も早いですし、苦手な分野、頻出問題がわかるようになります!

そのため、このやり方をおすすめしています!

それでは、本題に入ります!

第2種ME技術実力検定試験全問解説を購入すると、過去問の前に分野ごとに問題を分けたページがあると思います!

下記のようなページです!←書き込みが汚くてすみません…

こちらを参考にして、分野別に解いていきましょう!

例として、「人体の構造・機能」「骨格・骨格筋」の分野を解く。→35回AM13、35回AM14、36回AM3、36回AM13…etc 

と昔から今に遡って解いていって下さい!何回解いても、間違えるような問題は⭕️などの印を書きましょう!

過去問を3周ぐらいは最低行いましょう!特に、苦手な分野は何周もして下さい!

もう大丈夫だろうという目安は、人に解説できるレベルになることです!

問題の答えがなぜそれなのか?他の選択肢がなぜ違うのか?友達に説明できるようになりましょう。

私は、友達が少なかったのでぬいぐるみに説明してました笑

こんなやつです。

脱線しましたが、人に説明すると、自分の知識が整理されます。また、逆に相手(ぬいぐるみじゃない)から質問が返ってきて、足りない知識を知ることができます!

こんなふうに勉強していきましょう!!

物理や工学系の計算問題は毎日繰り返し解く!

ME2種合格したい人
ME2種合格したい人

じゃあ、物理や工学系の計算問題はどうしたら良いの??

このような疑問を持つ方がいると思います。

特に、物理や工学系の計算問題を苦手とするME学生さんは、多くいると思います。

こんな方のためにおすすめしたいのが、「計算問題は毎日繰り返し解く!」です。

もちろん、解き方を理解しないと意味がないのですが、まずはこれだと思います。

苦手な方の特徴として、第一に苦手意識が強いと私は思っています。

この苦手意識があると、勉強をしても記憶に残りづらく、「結局どうやって解くんだっけ?」となると思います。

ですので、少しでも苦手意識を減らすためには毎日計算問題を解くことで解消されていきます!

まずは、5年分の過去問の分野別に解いていき、頻出問題(直流回路や交流回路、オペアンプの問題など)からマスターしていきましょう!

そして解いていく中で理解できない部分は、学校の先生知恵袋で質問、もしくはこの記事のコメント欄お問い合わせから質問していただければお答えします!

一人でも多くの方に合格してほしいと思ってますので気軽に質問して下さい。>>コメント欄で質問する

物理に関しては、ME2種の物理問題に関しては、難易度的に言えば高校物理程度ですが、高校時代に履修していない方には難しいと思います。

そこで、時間的余裕のある方には、こちらの本がおすすめです!

とても、優しく書かれており、苦手や物理にほとんど触ったことがない方でも分かりやすく解説されています!

私の大学時代に、物理が大の苦手な友人にこの本を勧めると「この本わかりやすっ!」と感激しており、この本で勉強していました。そして、ME2種もこの本のおかげで受かったと言ってました!

そのくらい分かりやすいです。

すぐに見返せるまとめノートを作ろう!

次は、まとめノートを作成しましょう!

この理由は、問題を解いていく中で、頻出問題や覚えなければいけないことが出てくると思います!

そんな時にノートにまとめて後から見返せるようにすることで、効率良く勉強できます。

下記のような感じです!

これを行うことで、隙間時間にさっと暗記や振り返りの確認ができます。

私はこの方法で行いましたが、今はその代わりのものが販売されています。

時間がない方は、すきま時間にこちらを読んで、学習しましょう!

以上が、私のME2種合格のための勉強方法になります!

最後に、それでも心配な方向けの勉強法もご紹介しておきます。

おまけ(心配性な方向け)

ME2種合格したい人
ME2種合格したい人

友達に説明できるぐらい勉強したけど、それでもまだ心配だなぁ…

しっかり勉強をしても、上記のようにまだ不安を持つ方がいるかもしれません。

たしかに、学校や先生からの落ちたらヤバイ雰囲気ありますもんね、、、

そんな方に、最後ご紹介するのは、5年以上前の過去問を年分解いてみよう!ということです。

つまり、解いたことのない問題を解いてみよう!です

この記事で最初に紹介した時と同じように、何も見ずに本番の試験と同じように解いてみて下さい!

こちらから試験問題を無料ダウンロードすることができます!

5年以上も前の過去問を解くときは、JISの規定が変わってる可能性があるので、気をつけて下さい!間違った知識で上書きしないように!!

やって頂ければ、分かると思いますが6割取れるはずです!!

安心して、試験に挑んでください!!

まとめ

今回は、ME2種に合格するための勉強方法について解説しました!

結論は、5年分の過去問を繰り返し解くです。

ME2種は合格できない試験ではありません!過去問ゲーです。

まだ、ME2種に申し込んでない方はこちらからから申し込めます!>>ME2種に申し込む

ぜひ、合格目指して頑張って下さい!

また、分からないことがあればコメントして下さい!

ちなみに、ME2種に合格するとME1種という上位試験の受験資格が得られます!

興味のある方は、ぜひこちらの記事も合わせて読んでみて下さい!

また、ME2種の他にも臨床工学技士を目指す学生さんが、取得すべきオススメ資格はあります。

在学中に色んな資格に挑戦したい方は、『臨床工学技士を目指す学生におすすめの資格5選』で詳しく解説しているので、読んでみて下さい!

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