臨床工学技士の告示研修ってどんな感じなの??
こんな悩みを解説します!
先日、僕は臨床工学技士の告示研修に行ってきました!
今回は、僕が実際に受講した感想や受講する際の注意点などを解説していきます。
これから、告示研修を受ける方や受けようか悩んでいる方は参考にしてみて下さい!
今回の記事で重要な点はコチラ💁
- 会場までのアクセスを確認しておく
- 受講票を印刷して持ってくる
- 絶対に遅刻しない(再受講には、別途3万円必要になります)
コチラを守れば、実技研修は無事に終了できると思われます。
臨床工学技士の告示研修には、基礎研修と実技研修の2つがあります。
基礎研修については、「〇〇」の記事で詳しく解説しています。
※実技研修は基礎研修が終了しなければ、受講できません。
前置きはさておき
解説していきます♪( ´θ`)ノ
告示研修(実技研修)に行くまでに確認しておくこと
実技研修に行くまでに確認しておくことは、コチラです。
- 研修会場を申し込んでいる
- アクセス方法
- 持ち物
- タイムスケジュール
研修会場を申し込んでいる
実技研修は、自分で研修日程を申し込みます。
基礎研修が終了しなければ、申込できないようになっています。
>>実技研修のスケジュールはコチラから確認できます。
まだ、基礎研修が終わっていない方は、サクッと終わらせましょう!
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アクセス方法
会場に開始時間までに辿り着けなければ、受講できません。
アクセス方法は確認しておきましょう。
僕は、東京会場(イービーエム羽田医療技能訓練所)で受講しました。
地方住みなので会場までの道のりが不安でしたが、なんとか行けました。
実際に、僕が行った道のりはコチラ💁
イービーエム羽田医療技能訓練所までの道のり
多くの方がコチラで受講されると思います。
「イービーエム羽田医療技能訓練所」は、「天空橋駅」に直結しています。
そして、羽田イノベーションシティ「Zone K」内の4Fに行きます。
詳しくは、公式HPで確認して下さい。
>>イービーエム羽田医療技能訓練所のアクセス
1、改札を出てすぐ、エスカレーターで上がる。
2、エスカレーターを上がってすぐ反対側に回り、目の前のビルに入る。
3、エレベーターで4階に上がる
すると、会場があるので受付をして入場します。
詳しくは、公式HPで確認して下さい。
>>イービーエム羽田医療技能訓練所のアクセス
持ち物
実技研修に必要な持ち物はコチラです。
- 受講票(絶対必要です)
- 筆記用具(ボールペン)←最悪、忘れても貸し出してくれる
- 服装(袖がめくれる服、汚れても良い服)
- 昼ご飯(2日目)
受講票は必ず必要なので持っていきましょう!また、印刷したものを持って行って下さい。
受講票がないと、講習を受けれません。
また、印刷していきましょう!
タイムスケジュール
コチラが実技研修のタイムスケジュールになります。
どの会場も同じ時間帯です。遅刻しないよう気をつけて下さい!
遅刻すると、かなり損失が大きいです。
・実技研修2日目でも初日から受講受けなおしになる。
・再受講に3万円必要になる。
実技研修1日目(東京会場)
僕は、東京会場(イービーエム羽田医療技能訓練所)で受講しました。
会場に着くとスタッフの方の案内のもと、手指消毒と検温を行い、必要物品(滅菌手袋2枚、ガウン、ビニール袋)を頂きました。
また、合わせて受講票の確認を行いました。受講票に座席も書いてあるので確認します。
受講開始
開始時間になるとアナウンスがあり、研修が始まります。
研修でサポートしてくれるスタッフの方は14人程度いらっしゃいました。
ありがたいですね
また、今回の実習では隣の席の方とペアで実習を進めていきます。
最初のガイダンス後に1分ぐらい自己紹介の時間がありますが、研修前に軽く挨拶しておくのが良いと思います。
僕も研修前に軽く挨拶しました。同い年ぐらいの方でした。
年齢が近いと少し安心しますよね
手術における清潔操作
実技研修のトップバッターです。
研修自体は、パワポや動画を見ながら学習していきます。
手術時の手洗いからガウン着用、ドレーピングまで解説してくれます。
手洗いやガウン着用、手袋の着用は実際に行います。(手洗いはエアーです)
また、ガウン着用で相方とペアになって着させ合いをします。
鏡視下手術における視野確保
1日目最大の難関です。約5時間の大勝負です。
初めに、パワポで硬性鏡の各名称などの説明、硬性鏡の操作方法を学びます。
講師の方が、分かりやすく操作方法も一から解説してくれます。
そして、0度と30度の硬性鏡の違いの確認、腹腔内を模擬したボックス内に硬性鏡を挿入・操作を行っていきます。
実際に操作した腹腔内モデルはコチラ💁
CUBEモデル
腹腔内にキューブを置いて、キューブ内の数字(A〜I)を写していきます。
写真のトロッカーから硬性鏡を挿入し、操作します。
この数字を順番に撮像するタイムトライアルも行いました。
また、講師の方いわく、早く写すのを優先するのではなく、正しい操作方法で安全に臓器損傷等なく、綺麗に画面の真ん中に写すことを心掛けるように教えて頂きました。
臓器モデル
最後は、胆嚢摘出術の動画を見て、実際に胆嚢摘出時の操作方法などを学びました。
実際に、臓器モデルの胆嚢を摘出する訳ではなく、肝臓のルビエール構の確認をし、漿膜の剥離を行った程で進めました。
最後にトロッカーを抜去して、出血がないか確認するという流れです。
長かった1日目もこれにて終了です。
終わった時間は19時です。長かったですね…
ホテルに帰って、明日に備えて早く寝ます!!
実技研修2日目(東京会場)
2日目は、9時半から研修開始です。
絶対に遅刻してはダメだとアナウンスを受けていたので早く目が覚めてしまい、会場に研修開始1時間前に到着してしまいました。
・実技研修2日目でも初日から受講受けなおしになる。
・再受講に3万円必要になる。
まだ誰も来てないと思うけど、一応会場をチラッとみてみよう!と思い、行ってみると会場スタッフの方はすでにいらっしゃいました。
ですが、受講者は僕が一番乗りでした😆
ちょっと、恥ずかしかったです。
2日目は、入り口で未滅菌手袋を4枚貰いました。
受講票の提示はなかったですが、念のため持っていきましょう!
2日目の持ち物
- 昼ご飯
- 受講票(絶対必要です)
- 筆記用具(ボールペン)←最悪、忘れても貸し出してくれる
- 服装(袖がめくれる服、汚れても良い服)
2日目は、朝からの研修のため昼休憩があります。昼ご飯を持って行きましょう!
東京会場では、2階にコンビニがありますが、9時から開くそうです。
ただ毎日空いている保証はないので、心配の方は予め購入して持っていくことをオススメします。
僕は、泊まったホテル近くのコンビニで買ってきました!
受講開始
2日目のサポートしてくれるスタッフの方は5人ぐらいいらっしゃいました。
2日目では、静脈路の確保と動脈表在化の穿刺に模擬血管と血液を使用します。
この模擬血液が服に付着すると落ちないそうなので、気になる方は汚れても良い服がオススメです。
実際に受講してみましたが、基本的に服に付着することは無さそうでした。
静脈路からの薬剤投与
講師の方がパワポと動画で解説してくれます。また、zoomにて別会場と合わせて講義をしてくれました。
途中、6Rについてペアの方と話し合うなど時間ありました。
30分で、座学なので気楽に受講できました。
静脈路の確保と抜針・止血
静脈路確保の手技や場所、注意点などを学びます。
また、22G針で実査に模擬血管を穿刺し抜針、止血の練習も行います。
初めは血管の感覚が分かりにくかったですが、なんとか逆血がきて穿刺ができました。
数回練習しました!
お昼休憩
40分のお昼休憩があります。
多くの方が、あらかじめコンビニで購入したものを持ってきて食べていました。
おにぎりとか軽食を食べている人が多かったです。
また、東京会場ではエレベーターの2階にコンビニがありました。
朝は空いていないですが、お昼は空いてます。もし持ってくるのを忘れても購入できそうです。
実際に僕はお昼休憩時にコンビニへ行きましたが、店内の人も少なかったです。
動脈表在化の穿刺・抜針
お昼が終わると、次は動脈表在化の穿刺です。
静脈路の確保と同じく、模擬血管(動脈バージョン)を穿刺から抜針・止血まで行っていきます。
僕の職場では、動脈表在化の穿刺はエコー下で行う決まりがあったので、動脈表在化のブラインド穿刺は新鮮でした。
心・血カテーテルの電気的負荷
いよいよ最後です。
コチラはzoomで別会場と合わせて講義をしてくれました。
最後は座学で見るだけです。
アブレーションの実際の映像や注意点などをしっかり聞いて学びました。
バッチ・修了書の取得
これにて実技研修の終了です!
実技研修が終了した証としてバッチが貰えます。
また、修了書も後日、アカウントに記載のある住所に送付してもらえるそうです。
引越し等で住所が変わった人は気をつけないといけないですね。
僕は住所が変わっていたので急いで変更しました。
まとめ
今回は、僕が告示研修(実技研修)に行ってみて感じたことを解説しました。
これから、実技研修に行かれる方は参考にしてみて下さい!!
また、研修の最後に告示研修についてのアナウンスがありました。
「職場などで、まだ告示研修を受講していない方に今日のことを話して受講を勧めて下さい」とのことでした。
日本臨床工学技士会が定める終了目標は2.8万人だそうです!
2024年12月2日現在で告示研修を完了された方は18,748人で67%の達成率になっています。
2027年までに目標の2.8万人に到達するよう、まだ受講されていない方は受講していきましょう!
\\まずはe-ラーニングから//
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