
手術関連専門臨床工学技士ってどんな試験??試験の難易度や合格率について教えてほしい!
こんな疑問を解決します。
本記事では、手術関連専門臨床工学技士の概要や試験内容、難易度、勉強方法などについて詳しく解説します!!
手術関連専門臨床工学技士に合格することは簡単ではありませんが、合格することでスキルアップに繋がります!
前置きはさておきですね。
では、いきましょう( ゚д゚)
手術関連専門臨床工学技士の試験は、例年2月中旬ごろ開催されています!
手術関連専門臨床工学技士とは?
手術関連専門臨床工学技士は、日本臨床工学技士会が認定する専門資格です!
この資格は、呼吸器分野に携わり業務内容を適切に把握し、指導的立場で専門的治療の対応ができる能力が求められます!
この資格は合格率14.8%とかなり難易度の高い試験です。



2023年の試験では、受験者数81人に対して合格者は12人です。
専門臨床工学検定試験は、どの領域の試験も合格率20%以下と難易度が高いので、しっかりとした学習が必要となります。
この試験は、略して”「専門 CE」手術“と呼ばれています。
受験資格
手術関連専門臨床工学技士の資格を取得するためには、以下の要件を満たす必要があります。
1) 医療系国家資格保有者(当会会員・非会員を問わず)
※臨床工学技士以外の職種の方も受験できますが、認定申請はできません。
2)当該領域の指定講習会を修了していること(有効期限 5 年)
※有効期限が過ぎた場合は指定講習の再受講が必要です。



受験する際に、経験年数は問われません!
しかし、認定申請をする時にその専門分野の経験年数が5年以上求められます!
経験年数がなくても、試験合格後に5年以内に認定申請を行えば大丈夫です!
「専門CE」指定講習(e-Learning)
講習会は、年に2回開催されています!
※【最新】2025年試験のスケジュールです!
9月と10月の年2回開催されています!
2024年講習会スケジュール
■ 第 1 回開催
受講期間 2025 年 9 月 1 日(月)〜 9 月 30 日(火)
申込期間 2024 年 7 月 10 日(木)〜 7 月 23 日(水)
■ 第 2 回開催
受講期間 2025 年 10 月 2 日(木)〜 10 月 31 日(木)
申込期間 2024 年 8 月 13 日(水)〜 8 月 26 日(火)
引用:指定講習「専門CE」手術
■ 受験料:会員 30,000 円 非会員 40,000 円
■ 申込方法:e-プリバド(会員情報システム)



1ヶ月と少ししか視聴期間がないので、頑張りましょう!
※実際の講習会の日程は、コチラで確認できます。
試験日・試験会場・受験料
- 試験日:2025年2月14日(金)~2月23日(日)のうち1日
- 試験会場:CBTS 認定テストセンター
- 受験料:10,000 円(指定期間中に e-プリバド支払い)
試験スケジュール


試験の申し込みから合格発表までのスケジュールはコチラです。
9月、10月のいずれか受講
2024年11月6日(水) ~ 11月20日(水)(e-プリバド支払い)
2024年11月25日(月) ~ 12月9日(月)
① 願書
② 受験領域の指定講習受講修了証(写し)
③ 医療系国家資格免許証(写し)
④ 申請書類確認表
願書受理後に会場予約
2025年2月14日(金)~2月23日(日)のうち1日
2025年4月30日(水)正午
JACE学術機構ホームページに掲載予定。e-プリバドメッセージへ個別連絡あり
※試験の詳細なスケジュールは年度によって異なるため、受験予定の方は公式HPで最新の情報を確認して下さい!
試験に合格する確率を上げるには、できるだけ早めに受験を決めることが大切ですね!
早く決めることで、計画的に勉強を進められたり、余裕を持って対策できたりするので、合格の可能性も高まります。



迷っているなら、早めに決断するのがベストです!
手術関連専門臨床工学技士の難易度・合格率
手術関連専門臨床工学技士の試験は、専門的な知識が問われるため決して簡単ではありません。
最近の試験では、合格率は14.8%とされており、ある程度の学習が必要になります。
合格率と難易度
合格率は14.8%程度です!
過去の試験の合格率は以下の通りです。
実施回 | 合格率(%) | 合格者(人) | 受験者(人) |
---|---|---|---|
8回(2023) | 14.8 | 12 | 81 |
7回(2022) | 4.3 | 3 | 69 |
6回(2021) | 不明 | 不明 | 不明 |
5回(2020) | 不明 | 不明 | 不明 |
4回(2019) | 不明 | 不明 | 不明 |
合格率は毎年変動しています!
問題形式
試験は、CBT方式(コンピューターで回答)で実施されます!
・問題形式:五者択一
・試験時間:前半・後半各 90 分(合計 180 分) 休憩 15 分
・問題数:前半・後半各 60 問(計 120 問)
出題範囲
試験の出題範囲は、公開されていません。ですが、講習会(e-Learning)で学んだ内容・テキストから出題されるようです。
※これらの出題範囲以外からも出題されないわけではないので、幅広く学習する必要がありそうです!
外科概論・安全管理・事故対策
手術と感染防止(洗浄・消毒・滅菌・貸出機器)
清潔野補助業務の実際
術中誘発電位
手術ナビゲーションとCEの役割
手術情報管理・物品管理(トレーサビリティ)
麻酔概論(鎮痛・鎮静)
麻酔中のモニタリングⅠ(血圧モニタリングと麻酔中の循環管理)
麻酔中のモニタリングⅡ(ECG・パルスオキシメータ・カプノメータ・INVOS・BIS・筋弛緩モニタ)
麻酔器・レーザー・超音波手術装置
超音波メス・電気メス・ラジオ波・マイクロ波メス
設備(医療ガス・電気・空調)
無影灯・手術台・逐次型空気圧式マッサージ器・体温管理
眼科用手術装置とCEの役割
手術顕微鏡・画像
関連法規
内視鏡外科装置とCEの役割
手術支援ロボット(da Vinci)
チーム医療論
災害対策
引用:指定講習「専門CE」手術
手術関連専門臨床工学技士の勉強法
手術関連専門臨床工学技士は、次の方法で学習を行うのが効率が良いです!
- 過去問題集・予想問題集を繰り返し解く
- 必要に応じて参考書で学習



過去問・予想問題集を繰り返し解くことで合格が狙えます!
ちなみに、私は手術関連専門臨床工学技士を受験したことがありません!
過去問題集・予想問題集を繰り返し解く
まずは実際に、試験問題の難易度や傾向を確認してみましょう!
しかし、手術関連専門臨床工学技士の過去問はありません。
ただ、手術関連専門臨床工学技士に合格された方が暗記シートを作成・販売されています!





実際に受験された方の情報なので信憑性は高いと思われます!
参考書を活用する
手術関連専門臨床工学技士は範囲も広く・難易度も高い試験です。つまり、講習会のテキストのみでは、合格は難しいと思われます…
そのため、合わせて手術関連専門臨床工学技士試験に適した参考書を使用することが効果的です!
まとめ
今回は、手術関連専門臨床工学技士の試験について解説しました!
手術関連専門臨床工学技士は、手術機器・概要など幅広い専門知識を証明する重要な資格です。
また、試験の合格率は14.8%程度とかなり低いです!計画的に学習を進めることで合格を狙いましょう!
もし試験に受験するのか悩んでいるのであれば、私は受験することをオススメしています!
資格を取得するには時間とお金がかかります。ですが、それ以上に知識として身に付いたものを臨床の場で活かせると非常にワクワクするはずです!
まずは、試験に申し込んでみましょう!
>>手術関連専門臨床工学技士の試験に申し込む
申し込みが完了したら、あとは参考書で学習するだけです!
合格を心から願っています!!
また、弊サイトではその他の臨床工学技士関連の資格試験の内容から勉強方法まで詳しく解説しています!
今回は以上です!
その他の「専門CE」について知りたい方はコチラからどうぞ💁
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