
臨床工学技士の給料って実際どのくらいなの??また、年収を上げる方法とかってあるの??
こんな悩みを解決します。
結論、暮らしていけるだけのお金はもらえるが、年収を上げる方法はある。
- 臨床工学技士の給料って安いの?
- 年収を上げる方法5選
- 実際の給料を公開
総合病院に勤務する20代臨床工学技士
臨床工学技士は国家資格で医療現場を支える重要な仕事ですが、給料面では「思ったより少ない」と感じる人も少なくありません。
実際、僕自身臨床で働いてみて、「3〜4年も勉強して資格を取ったのに、意外と給料ってこんなもんか…」と思ったことがあります。
この記事では、現役の臨床工学技士である僕が、平均年収や初任給、他職種との比較、そして年収を上げるための方法まで、実体験をもとに分かりやすく解説していきます!
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【現実】臨床工学技士の給料って安いの??


臨床工学技士の給料ですが、「給料が安い」と嘆いている人が多いのは事実です…
2025年の最近の情報では、医療従事者の6割近くが「収入に不満」があるとのデータもあります。
そして、医療従事者の各職種の中で最も、臨床工学技士が「不満がある」人が多く、離職を考えている人も多いです。
不満を感じている医療従事者の職種別割合は、臨床工学技士が74%、次いで看護師73%、助産師71%と続く。
引用:医療従事者の8割近くが“離職”検討…「賃金に不満」「専門資格取得でも仕事が増えるだけ」 自治労が独自調査報告/Yahoo!ニュース
このような現状からも、「臨床工学技士の給料は安い」と感じている人も多いです。
しかし、全ての臨床工学技士が「給料が安い」訳ではなく、様々な要因が重なっています。



この記事で、給料を上げる方法も解説するので、最後まで見てね。




平均年収と月収
臨床工学技士の平均年収は、厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、約459万円です。
月収に換算すると約31万円となります。
平均年収:約459万円(厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」)
月給:約31万円
この数字は、あくまで全国平均であり、地域や施設の規模、個人の経験値によっても上下します。
月収には基本給だけでなく、各種手当(夜勤手当、待機手当、住宅手当など)や残業代が含まれることも多く、実際の手取りとは差がある点にも注意が必要です。
現場では人工透析業務が中心となるケースが多く、残業やオンコールが多ければその分手当も増えますが、逆に日勤のみの働き方であれば年収も控えめになる傾向があります。
臨床工学技士としての働き方が、給料に大きく影響することを理解しておくことが大切です。
初任給とボーナス
新卒で臨床工学技士として働き始めた場合、初任給はおおよそ20〜22万円が相場です。
これは地域による差はあまり大きくなく、多くの施設が国家資格職の初任給としてこの範囲に設定しています。
基本給に加えて、時間外勤務手当や通勤手当、住宅手当などが加わることもありますが、初任給段階ではそれほど大きな差は出にくいのが現状です。
ボーナス(賞与)は、夏と冬の年2回支給されるのが一般的で、合計で年収の約3〜4か月分が目安です。
初年度は勤続月数が短いため、満額支給されないことも多く、「1年目は思ったより年収が低かった」という声も聞かれます。
ただし、公立病院や一部の法人病院では、初任給や賞与支給額が比較的安定しており、2年目以降は昇給や満額のボーナス支給により年収が一気に上がる傾向にあります。
また、技士歴が5年、10年と経つにつれて、役職手当や専門業務手当が支給されるケースもあり、給料に大きな差が出始めます。
年齢・経験による給料の変化


臨床工学技士として、働くにつれて給料はどのように変化していくのでしょうか?
年齢別の年収推移
臨床工学技士の年収は、年齢とともにある程度上昇する傾向にあります。
これは昇給や勤続年数による評価、役職手当などが反映されるためです。以下は、年齢別の年収目安を紹介します(※厚労省統計や業界データ、求人情報をもとにした参考値です)。
年齢 | 想定年収 |
---|---|
20代前半(新卒~3年目) | 約350万~400万円 |
20代後半(中堅) | 約400万~450万円 |
30代 | 約450万~500万円 |
40代 | 約500万~550万円 |
50代 | 約550万~600万円以上 |
20代前半では初任給に加え、残業代や夜勤手当で多少上積みされる程度ですが、30代になると役職に就く人も増え、技士長やリーダーポジションで年収が一気に上昇することもあります!
また、施設によっては30代後半〜40代で年収600万円を超えるケースも見られます。
ただし、全員が年齢とともに自動的に昇給するわけではなく、昇給が緩やかで年収が頭打ちになることもあります。
経験年数と昇給の関係
臨床工学技士の給料は、経験年数によっても大きく変動します。
多くの病院では「年功序列型」の給与体系を採用しており、毎年一定額の昇給が期待できる一方、「役職につかなければ大きくは増えない」という現実もあります。
例えば、ある地方病院では以下のような昇給モデルが存在します。
- 勤続1〜3年目:毎年約3,000〜5,000円の昇給
- 勤続10年〜:技士長などの管理職(リーダー職)になれば手当が支給され、年収も大きく変動
※あくまでモデルです。逆に、中堅10年以上の職員は昇給額があまり上がらない施設も多いです。
これに加えて、専門資格の取得や学会発表などが評価に繋がる施設も増えてきています。
また、昇給が緩やかな施設に勤務している場合、「転職」が年収アップの現実的な選択肢となります。
役職の影響
臨床工学技士は、役職に就くことで給料は大きく変わります。
下記のグラフは、給与額別の人数を表したグラフです。


このグラフでは、月給額20〜28万円の人数割合が多く、ハローワークの求人統計データでは、臨床工学技士の平均月給は約24万円となっています。
つまり、多くの臨床工学技士の月給は20〜28万円ぐらいだということです。
しかし、ここで注目すべきが月給額40万円の割合が多いことです。これは、技士長などの役職者の月給だと考えられます。



私が働いている病院の技士長は、「医師を除いた職員の中で、自分は年収トップ5に入っている」と自信を持って話していました。
※本当かどうかは定かではありません。
勤務先による給料の違い
転職をする際の比較にもなる勤務先の違いによる影響はどのようなものなのでしょうか?
病院・クリニック・企業の比較
臨床工学技士の勤務先は、大きく分けて「病院」「クリニック」「医療機器メーカーなどの企業」の3つがあります。
それぞれの勤務形態や給与体系には大きな違いがあり、選ぶ職場によって年収に大きな差が生じます。
病院勤務の特徴と給料
一般的に臨床工学技士の就職先として最も多いのが病院です。
中でも、大学病院や大規模な総合病院では、夜勤やオンコールが多い分、手当が充実しており、年収も高めに設定されています。
- 平均年収:450万〜600万円
- メリット:安定性が高く、福利厚生が充実。昇進・昇給のチャンスも多い。
- デメリット:業務が多岐にわたり、忙しい。夜勤・オンコールがあることも。
また、大学病院では研究や学会活動への支援も手厚いため、スキルアップ志向の技士には人気があります。
一方、地方の中小病院では年収が400万円前後に留まることもあり、地域差は無視できません。
透析クリニック勤務の特徴と給料
透析専門クリニックでは、業務内容が比較的ルーティン化されていることが多く、働きやすい反面、病院に比べて給料が控えめになる傾向があります。
- 平均年収:400万〜500万円
- メリット:夜勤なし、ワークライフバランスがとりやすい。
- デメリット:昇給が少なく、年収が頭打ちになりやすい。
ただし、施設によっては夜間透析を行っているところもあり、その場合は夜勤手当が加算されて収入アップにつながることもあります。
医療機器メーカーなど企業勤務の特徴と給料
臨床工学技士の資格を活かして、医療機器メーカーや販売代理店で働く技士もいます。
フィールドエンジニアや営業職などで活躍し、病院勤務よりも高収入を得ている例もあります。
- 平均年収:500万〜700万円(インセンティブありの場合)
- メリット:年収が高い傾向。営業成績次第では大幅アップも。
- デメリット:臨床現場から離れることになり、土日出勤や出張も多い。
企業で働く場合は、臨床業務というよりは技術営業やサポート業務が中心になるため、「現場にこだわりたい人」には向かないかもしれません。
勤務地域による違い
臨床工学技士の給料は、勤務する地域によっても大きく異なります。
この違いは、主に病院の運営規模、地域の医療財政、生活コストの差などが関係しています。
都市部
都市部では、病院の規模が大きく、業務内容も多岐にわたる傾向があります。その分、技士の数も多く、夜勤やオンコールなどのシフトも組まれるため、手当込みで高年収が狙えます。
- 平均年収:450万〜600万円
- 特徴:手当が充実しており、昇給制度がしっかりしている。
大学病院や専門病院が多く、キャリアアップに適した環境。
都市部では住宅手当の支給がある施設も多く、通勤アクセスも良いため人気ですが、競争も激しく、採用倍率が高いこともあります。
郊外
地方都市では病院数が少なく、臨床工学技士の募集自体が少ないエリアもあります。その一方で、人手不足から多くの業務を任されるため、実践力を磨きやすい環境ともいえます。
- 平均年収:400万〜500万円
- 特徴:業務は多いが、昇給や手当は控えめ。残業代で年収アップを狙うケースが多い。
地域密着型の病院が多く、「長く働いてくれる人材」を求める傾向があります。
福利厚生や人間関係の面で安定している職場も多く、ライフワークバランスを重視する人には向いています。
このような地域では、支援制度(家賃補助・交通費支給・赴任手当など)も充実しているケースがあり、短期間でしっかり稼ぎたい人にも向いています。
手当と残業代の影響
臨床工学技士の給料に大きな影響を与える要素のひとつが、各種手当と残業代です。
ここでは、それぞれの手当の特徴と残業代の仕組みについて、どれくらいの金額が見込めるのかを詳しく解説していきます。
夜勤・待機・資格手当
「夜勤手当」「待機手当」「資格手当」は、基本給とは別に支給されます!
そのため、夜勤や待機の有無、持っている資格の数によって、臨床工学技士の年収は大きく変動します。
たとえば、夜勤や待機を積極的にこなすスタイルと、基本勤務のみで勤務するスタイルでは、年間で50万円〜100万円以上の差がつくことも珍しくありません。
夜勤手当とは?
臨床工学技士は、透析や人工呼吸器管理など、24時間体制の医療機器管理を担当することがあるため、夜間勤務が発生する職場も多く存在します!
夜勤を担当した際には「夜勤手当」が支給されます。一般的な相場としては、1回あたり5,000円〜12,000円程度が支給されることが多いです。
夜勤の回数が多いほど手当も積み上がり、月収ベースで2〜5万円の増加が期待できます。
ただし、夜勤は身体への負担も大きいため、収入アップを狙う際には、自身の体調管理も重要です。



透析クリニックでも夜間透析を行っている所は、夜勤手当が出たりするよ!
待機手当とは?
心臓カテーテル検査や緊急透析対応が必要な医療機関では、「待機手当(オンコール手当)」が支給される場合があります。
待機手当とは、自宅や近隣で待機し、緊急呼び出しに対応できる状態を保つための手当です。
支給額は病院によって異なりますが、1回あたり2,000円〜5,000円程度が一般的です。
実際に呼び出されて出勤した場合は、さらに別途「出動手当」や「時間外手当」が加算されることもあります。
待機手当は、勤務実態に対して支給されるため、実際に出動が少ない場合でも一定額を得られる点がメリットです。



電話には、すぐ出られるようにしておかないとダメだね!
資格手当とは?
臨床工学技士が特定の専門資格を取得すると、「資格手当」が支給されることがあります。



資格を取得しても意味がないと言われる所以です。
- 専門・認定臨床工学技士
- 透析技術認定士
- 3学会合同呼吸療法認定士など
資格手当の金額は資格や病院規模によりますが、月額5,000円〜20,000円程度が一般的です。
特に複数の資格を持っている場合、それぞれに手当が支給されるケースもあり、積み上げ効果が期待できます!
また、資格を持つことで「業務の幅が広がる」「昇進・昇給の対象になる」といった間接的な年収アップにも繋がる可能性が高まります。
手当はすぐに反映される実入りのよい報酬ですので、自分の体調やライフスタイルと相談しながら、積極的に活用することをおすすめします。
残業代と年収への影響
臨床工学技士の給料に影響を与えるもうひとつの大きな要素が、残業代です。
医療現場では、手術や緊急対応、透析の延長、機器トラブル対応などにより予定外の勤務が発生することがあり、その際に発生する残業代は、年収を底上げする重要な収入源となります。
ここでは、残業代の仕組みと年収への具体的な影響について詳しく見ていきましょう。
日本の労働基準法より、残業代は通常の時給の1.25倍以上の賃金が支払われる決まりになっています。
例)基本給がおおよそ16万円の人
時給換算:約1,000円(160000円÷8時間÷20日)
残業代:1時間あたり1,250円
臨床工学技士における残業の実態
臨床工学技士は、医療機器の管理やオペ室対応、透析治療の延長、緊急呼び出しなどによって、定時で帰れないことが珍しくありません。
- 緊急オペやカテーテル対応の多い急性期病院 → 残業多め
- 透析メインのクリニックや慢性期病院 → 残業少なめ
年収アップを狙うなら、ある程度残業の発生する急性期病院で働く選択肢もアリです。ただし、プライベートの時間や体力とのバランスを取ることも大切です。
- 透析患者の急変対応
- 緊急手術によるオペ対応
- 心臓カテーテル検査の延長
- 機器トラブルへの緊急対応
- 夜間・休日のオンコール出勤
このような業務が続くと、月に10〜30時間程度の残業が発生することもあり、その分しっかりと残業代が加算されます。
年収への具体的な影響
実際に残業代がどの程度、年収に影響を与えるかをシミュレーションしてみましょう。
- 月20時間の残業(時給2,500円)
- 1か月あたりの残業代 = 2,500円 × 20時間 = 50,000円
- 年間で 50,000円 × 12か月 = 60万円
つまり、上記の例では月20時間の残業が発生すると、年収ベースで約60万円のアップが期待できることになります。
これは、基本給だけで働く場合と比べるとかなり大きな差になります。
注意すべき「固定残業制」
注意したいのは、病院によっては「固定残業代(みなし残業代)」を導入している場合があることです。
これは、あらかじめ○時間分の残業代が基本給に含まれているという制度で、規定時間を超えると追加支給される仕組みになっています。
固定残業制を採用している場合、実際の残業時間と割に合わないケースもあるため、就職や転職時にはしっかりと労働条件を確認することが重要です。



しっかりと、雇用条件は確認しましょう!
無理のない範囲で残業を受け入れ、年収アップを実現していきましょう!
臨床工学技士の年収を上げる方法5選


ここまで、臨床工学技士の一般的な給料の仕組みを解説しました!
臨床工学技士として働く中で、「給料がなかなか上がらない」と感じる方は少なくありません。
しかし、ちょっとした工夫や行動で、年収アップを目指すことは十分に可能です。
ここでは、実際に給料アップにつながる方法を具体的にご紹介します。
- 転職をする
- 資格を取得する
- スキルアップをする
- 残業をする
- 副業をする



この中で手っ取り早く、年収を上げるなら転職が1番です。
転職をする
現在の職場で給与が頭打ちになっている場合、「転職」が最も手っ取り早い収入改善策になることがあります。
特に以下のような場合は、転職による改善が見込めます。
- 昇給制度が曖昧・評価制度が不透明
- ボーナスが減ってきている
- 同業他社に比べて給与水準が明らかに低い
- キャリアアップの機会が少ない
転職では即戦力の人材を求めており、経験とスキルが求められます!
『そんなのないな〜』と思っていても、意外と自分のスキルや経験は貴重なものだったりします。
私自身、転職エージェント(工学技士人材バンク)で”自分の知らない強み”を見つけてくれました。
詳しくはこちらで解説しているので、参考にしてみて下さい!


求人サイトなどでは、「年収500万円以上保証」「夜勤手当あり」などの条件付き求人もあり、同じ仕事内容でも年収が数十万円変わることもあります。
人間関係や業務などの問題もありますが、確実に給料を上げるなら、転職一択です。
資格を取得する(認定士・専門士)
資格の取得は、最も王道かつ効果的な年収アップの手段です!
もちろん、全ての病院に資格手当があるわけではありません。



私の病院を含め、多くの病院でないと思います…
『手当が無いなら意味ないじゃん』と思いますが、資格を取得することで、スキルや知識の証明となり、上司からの評価が上がることもあります。
また、転職する際にも多少有利になる可能性があります!
- 体外循環技術認定士
- 腎代替療法専門指導士
- 専門臨床工学技士
また、資格があることで業務の幅が広がり、主任やリーダー職に昇進しやすくなります。
昇格に伴い、役職手当がつくことでさらなる年収アップが望めます!
スキルアップをする
臨床工学技士として給料を上げるには、「特定の分野の専門性を深める」「業務の幅を広げる」ことが重要です!
どんな仕事でも当てはまりますが、特定分野のスキルを磨くことで、「その人にしかできない仕事」となり、病院からの評価も高まり、給料アップにつながります。
例えば、人工心肺操作に精通していたり、補助循環装置のセッティングから管理まで一手に引き受けられる技士は、転職先の病院で重宝されるケースもあります。
また、専門スキルを磨くだけでなく、外部へのアピールも給料アップには効果的です。
- 学会での発表
- 医療系雑誌への論文投稿
こうした実績は、第三者からの評価を得るチャンスになります。病院によっては、「院内だけでの活躍」よりも、「外部からも認められる実績」を重視する施設もあります。
昇進・昇給の際に大きなアドバンテージとなるでしょう。



学会で知り合った人とコネも作れるよね!
残業をする
先ほども詳しく解説しましたが、残業が年収に与える影響は大きいです。
- 月20時間の残業(時給2,500円)
- 1か月あたりの残業代 = 2,500円 × 20時間 = 50,000円
- 年間で 50,000円 × 12か月 = 60万円
つまり、上記の例では月20時間の残業が発生すると、年収ベースで約60万円のアップが期待できることになります。
これは、基本給だけで働く場合と比べるとかなり大きな差になります。
また、臨床工学技士を含めたどの職種も、基本給は上がりにくいのが現状です。
ちなみに、残業が多い・少ない施設はこんな感じです。
- 緊急オペやカテーテル対応の多い急性期病院 → 残業多め
- 透析メインのクリニックや慢性期病院 → 残業少なめ
副業やアルバイトを行う
最近では、副業として医療系セミナーの講師を務めたり、執筆活動やブログ・YouTube発信などで収入を得ている臨床工学技士も増えてきました。
現職のスキルを活かしながら、月数万円の副収入を得ることができれば、年収トータルでは大きな差になります。
ただし、副業を禁止している医療機関もあるため、事前に就業規則を確認することが必須です。


実際の給料を公開


ここまで、臨床工学技士の平均月給や、年収を上げる方法について解説していきました。
最後に、実際の私の月給を公開したいと思います。
当ブログ運営者の月給(総合病院勤務1年目)
身バレ防止のため、項目は少し変更しています。
1年目総合病院勤務、残業・待機0の時のお給料です。
基本給:¥196,000
住宅手当:¥25,000
残業:¥0
待機:¥0
総支給(月給)¥221,000
手取り¥189,000
こんな感じです。
どうでしょう?想像よりも多かったでしょうか?少なかったでしょうか?
基本給:¥222,800
住宅手当:¥25,000
残業:¥26,000
待機:¥2,200
総支給(月給)¥276,000
手取り¥221,000
ちなみに、3年目ではこんな感じです。
昇給をして、基本給が増えました。また、残業や待機などの手当もつくようになりました。
ちなみにXで探した、他の臨床工学技士の方のお給料はこんな感じでした。
総合病院勤務3年目の方
総支給(月給)¥233,000
手取り¥170,233
総合病院勤務1年目の方(循環器メイン、オンコール月7回ぐらい)
総支給(月給)¥333,550
手取り¥289,249
どうでしょうか?勤務する病院によって、給与に大きな違いがでます。
やはり基本給だけでなく、残業代や待機手当などで給料が大きく変わりますね!!
臨床工学技士の給料は、一概に少ないとは言えないことが分かりましたか?
まとめ


今回は、『【現実】臨床工学技士の給料って安いの?年収を上げる方法5選』というテーマで、解説しました。
- 臨床工学技士の平均月収は24万円
- 月収40万円の臨床工学技士もいる
- 残業代・待機手当も重要
- 勤務先に希望が無いなら転職もあり
「国家資格の割に、給料少ない…」と嘆いている人も多いかと思いますが、臨床工学技士の給料は、「一括りに安い」とは言えません。
なぜなら、臨床工学技士でも行動することで、「給料を上げること」が可能だからです!
- 転職をする
- 資格を取得する
- スキルアップをする
- 残業をする
- 副業をする
この中でも、給料を上げることが目的なら、「転職」が最短ルートです。
もちろん、スキルや経験が無いのに、転職をしても給料は上がらない可能性は高いです…
しかし、病院によって、どんなスキルや経験が重要視される分かりません。
なので、「転職エージェント」に一度相談してみてはいかがでしょうか?



僕自身、スキルや経験が無いと思っていましたが、相談して「自分の強み」が分かりました。




行動しなければ、何も変わりません。
初めは小さな一歩でも、行動し続けることで前に進むことができます!
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というわけで、今回は以上です!
今回の記事が少しでも参考になると幸いです!
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