こんな悩みを解決できる記事を書きました。
「日本糖尿病療養指導士を受けたいけど、
過去問が見つからなくて不安…」
「どんな問題が出るのか分からないまま
勉強するのが怖い…」
そう感じている方はとても多いと思います。
結論からいうと、日本糖尿病療養指導士試験は公式の過去問を公開していません。
ただし、
- 出題範囲
- 出題傾向
- 過去問に近い復元問題集
- 合格者が実際にやっていた勉強法
は、かなりはっきりしています。
この記事では、「過去問がない試験で、どう対策するのが正解か」を、受験制度・教材・出題傾向を踏まえてわかりやすく解説します。
日本糖尿病療養指導士の過去問は公開されている?
日本糖尿病療養指導士の過去問は非公開です。
詳しく解説していきます。
公式の過去問は非公開
日本糖尿病療養指導士(CDEJ)は、日本糖尿病療養指導士認定機構が認定している専門資格です。
この試験では、主催団体の方針として、
- 公式過去問集は販売されていない
- 公式サイトにも過去問題は掲載されていない
という状況です。
つまり、「本物の過去問」は存在しません。
ネットにある「過去問情報」の注意点
「日本糖尿病療養指導士過去問」と検索すると、
- 再現問題
- 出た問題まとめ
- 受験者メモ
などを見かけることがあります。
ただし、これらはすべて
「受験者の記憶をもとにした非公式情報」です。
注意点としては、下記の点はです。
- 本当に同じ問題かは分からない
- 年度違いの内容が混ざっている可能性
- 記憶違い・解釈違いも起こり得る
雰囲気を知る参考にはなりますが、
「これだけを信じて勉強する」のは危険です。
たっちゃん受験者の多くの方が口をそろえて言うのは、
「ガイドブック全体から満遍なく出題される」
「過去問探しより、公式テキスト重視」
という点です。
日本糖尿病療養指導士に合格する3つの方法
結論から言うと、日本糖尿病療養指導士に合格する方法は次の3つです。
- 自験例(症例)対策は別枠で最優先
- 公式ガイドブックを軸にする
- 過去問代わりの問題集でアウトプットする
自験例対策は「別枠」で最重要
CDEJは、筆記試験だけでなく
自験例10症例の提出が必須です。
しかもこの自験例は、下記の評価基準があります。
- 複数審査員によるブラインド評価
- 過半数が合格基準に達しないと不合格



症例提出だけで、普通に落とされることもあります。
多くの受験者がつまずくのはここです。
合格者に共通する点は、次のとおり。
- 11月までに自験例を完成させている
- 先輩・医師・有資格者に必ず添削依頼
- 複数回修正して仕上げている
つまり、試験勉強よりも先に、「症例を仕上げる」ことを優先していきましょう!
まずは公式ガイドブックを軸にする
日本糖尿病療養指導士試験の出題範囲は、「糖尿病療養指導ガイドブック」から出題されることが決まっています。
つまり、公式ガイドブックを軸に学習を始めていきましょう!
ちなみに、公式ガイドブックの特徴は次のとおりです。
- 試験範囲そのもの
- 出題根拠
- 作問者の意図が反映された教材



実際の合格者の多くが、
「問題集より、まずガイドブック」
「ガイドブックを何周したかが勝負」
と言っています。
おすすめの使い方
- 全体像をつかむ
- 重要項目を理解
- 暗記+図表確認
「患者に説明できるか?」を基準に読むと、一気に試験レベルになります。
過去問代わりになる対策問題集
公式過去問がない分、復元問題集・対策問題集が過去問代わりになります。
おすすめの問題集は次の2つです。
- 糖尿病療養指導のための力試し300題
- アステッキ再現過去問集(基礎編・応用編)
糖尿病療養指導のための力試し300題
- ガイドブック準拠
- 復元問題を多数収録
- 解説が非常に丁寧
- 出題傾向にかなり近い



まずは、これ1冊でOKという受験者が多い王道の一冊です!
アステッキ糖尿病療養指導士受験必修予想問題集(基礎編・応用編)

- 過去10年の出題傾向を分析
- 基礎〜ひっかけ問題まで対応
- アプリ学習対応



「本番っぽさ」を感じたい人向けの一冊です!


問題集の使い方は、下記の使い方が効率が最も良いです!
- 間違えた問題だけ何周も繰り返す
- 解説を見て、ガイドブックに戻る
- ひっかけパターンを覚える
過去問がなくても合格できる?試験の出題傾向
結論、試験の出題範囲は、「糖尿病療養指導ガイドブック」からです。
ガイドブック全編を完璧に押さえましょう。
出題範囲は以下のとおりです。
出題範囲
- 糖尿病の概念と疫学
- 糖尿病の診断と分類
- 糖尿病の病態生理
- 糖尿病の治療
- 食事療法
- 運動療法
- 薬物療法(経口薬・注射薬)
- 糖尿病の合併症
- 急性合併症
- 慢性合併症(網膜症、腎症、神経障害)
- 糖尿病患者の療養指導
- フットケア
- シックデイ対策
- 低血糖の対応
- 血糖自己測定



よく頻出されるテーマはコチラです!
超頻出(毎年必ず出題)
- 糖尿病の診断基準(HbA1c、空腹時血糖値など)
- 糖尿病の分類(1型、2型、その他の特定の機序)
- インスリン療法(種類、打ち方、副作用)
- 経口血糖降下薬(各薬剤の作用機序、副作用、禁忌)
- 糖尿病網膜症の分類(単純、増殖前、増殖)
- 糖尿病腎症の病期(第1期~第5期と食事療法)
- 低血糖の症状と対処法
- シックデイルール
頻出(高確率で出題)
- 食事療法(エネルギー摂取量計算、栄養バランス)
- 運動療法(有酸素運動、レジスタンス運動、禁忌)
- 血糖自己測定(SMBG)の指導
- フットケアの実際
- 糖尿病神経障害の症状
- 妊娠糖尿病
- 高齢者糖尿病の特徴
- 小児糖尿病
要注意(計算問題・応用問題)
- エネルギー量の計算
- BMIの計算
- インスリン単位数の計算
- 症例問題(患者の状況から適切な指導を選択)
最新の傾向(2023-2024年)
- 新薬に関する問題増加(GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬など)
- デジタルヘルス(CGM、インスリンポンプ)関連
- 高齢者糖尿病の療養指導
- フレイル・サルコペニアとの関連
- コロナ禍での療養指導の変化



新しい治療法や療養指導視点が増えています。
日本糖尿病療養指導士に合格するメリット
日本糖尿病療養指導士に合格するメリットは次の2つです。
臨床現場での変化
- 患者指導に自信が持てる
- チーム医療での発言力が上がる
- 医師・他職種から相談される
「なんとなくの指導」から「根拠を持った指導」に変わります。
キャリア面でのメリット
- 月数千円~2万円程度の資格手当が付く施設も多い
(※施設により異なる) - 全国共通資格
- 転職で評価されやすい
- 専門外来・糖尿病分野で強い



さらに、5年おきの更新を3回重ねると
「金色バッジ」を取得することが可能です。
日本糖尿病療養指導士を受験するまでの流れ
受験までの全体スケジュール
受験までの流れは下記のとおりです。


前年
- eラーニング申込
- 受講(7〜11月)
- 自験例作成
- 書類提出
受験年
- CBT試験(1〜2月)
- 合格発表(3月)
- 認定証(5月)
受験資格の特徴
- 医療系国家資格必須
(看護師・准看護師、管理栄養士・栄養士、薬剤師、臨床検査技師、理学療法士) - 実務経験2年以上
- 療養指導時間1,000時間以上
- 自験例10症例
「誰でも受けられる試験」ではありません。
その分、合格率は90%以上と高水準です。
合格率・難易度はどのくらい?
合格率
合格率は以下のとおりです。
| 年度 | 合格率 | 合格者数 | 受験者数 |
|---|---|---|---|
| 2024年度(第25回) | 96.1% | 880人 | 916人 |
| 2023年度(第24回) | 95%台 | – | – |
| 2022年度(第23回) | 95%台 | – | – |
| 2021年度(第22回) | 93.1% | – | – |
| 2020年度(第21回) | 92.5% | – | – |
近年は、約92〜96%で高水準で推移しています。
合格率が90%以上と高い理由は次のとおりです。
- 受験資格のハードルが高いため、その時点で既に選別されている
- 2年以上の実務経験が必須で、現場経験が豊富な受験者が多い
- 出題範囲が「糖尿病療養指導ガイドブック」に限定されている
- 講習会での重要ポイント説明が充実している
ただしこれは、合格率は高いものの、受験資格を得るまでのハードルが高いことを忘れてはいけません。
難易度を実務視点で考えると
糖尿病療養指導士の難易度を実務視点で考えると次のとおりです。
- 日常業務と直結
- イメージしやすい
- 療養指導経験がそのまま武器になる
- 薬剤
- 新しい治療
- 数値・分類・病期
「患者に説明できるか」を基準に勉強すると、一気に難易度は下がります。
まとめ|日本糖尿病療養指導士は「過去問探し」より「ガイドブック」
日本糖尿病療養指導士試験は、公式過去問は非公開ですが、ガイドブックを軸に勉強することが大切です!
過去問を探し回るより、
- 自験例を早めに仕上げる
- ガイドブックを軸に
- 問題集で出題感覚をつかむ
これが最短ルートです。
日本糖尿病療養指導士の勉強は、そのまま臨床力の底上げにつながります。
「過去問がないから不安」で止まるより、今日から一歩進める勉強を始めてみてください!




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