こんな悩みを解決できる記事を書きました。
たっちゃん年収400万円の20代現役CEです。副業で月1〜5万円稼いでいます。
「臨床工学技士で年収1000万円は無理でしょ」
多くの人が、そう感じているのではないでしょうか。
結論、臨床工学技士は臨床で働くだけでは年収1000万円稼ぐことはほぼ不可能です。
ですが、年収600万円台であれば転職すれば十分に狙えるラインです。
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この記事では、日本臨床工学技士会の調査データをもとに、解説していきます。
臨床工学技士で年収1000万円は現実的ではない
臨床工学技士で年収1000万円を稼いでいる人は、確かに存在します。
しかし、その割合はわずか0.6%。
つまり、臨床工学技士が100人いれば1人いるかいないかです。
実際に、日本臨床工学技士会の調査による年収分布は以下の通りです。
- 年収400〜599万円:49.7%
- 年収600〜799万円:17.1%
- 年収800〜999万円:4.4%
- 年収1000万円以上:0.9%
約半数が400〜599万円に集中しており、
年収1000万円は極めて少数派であることが分かります。
つまり、「普通に病院で働いていれば、いつか1000万円に届く」という世界ではありません。
臨床工学技士の年収は平均的だが、満足度は低い
臨床工学技士の平均年収は、およそ430万円前後とされています。
これは日本の平均年収(約443万円)と大きな差はありません。
生活できない水準ではない一方で、満足度は決して高くありません。
同じ調査で、「今の給料に満足していますか?」という質問に対して、下記の結果が出ています。
- 満足している:31.1%
- 満足していない:68.9%
また、満足していない理由としては、下記の理由です。
- 業務量に見合わない:25.9%
- 他職種に比べて低い:31.2%
- 給与のわりに責任が重い:36.4%
つまり、年収そのものよりも、
「責任と報酬が釣り合っていない」と感じている人が多い
というのが実情です。
臨床工学技士の年収が伸びにくい理由
臨床工学技士の年収が伸びにくい理由は、仕事の重要性が高いにもかかわらず、診療報酬に直接結びつきにくいからです。
臨床工学技士は、チーム医療の一員として、患者の状態が急変すれば、即座に対応を求められます。
しかしその多くの業務は、医師のように「この処置で何点」という形で評価されにくく、病院経営上はコストとして見られがちです。
その結果、仕事の重要性は高いが、給料は上がりにくいという構造を生んでいます。
他のコメディカルより年収が低くなりやすい理由
臨床検査技師や放射線技師より平均年収では差が出やすい傾向があります。
主な理由は下記の3つです。
- 手当の差
- 平均年齢の差
- 役職ポストの少なさ
①手当の差
臨床工学技士は、当直や夜間対応を導入していない施設も少なくありません。
一方、検査技師や放射線技師は当直体制が整っている施設が多く、手当の積み重ねが年収差につながりやすいです。
さらに放射線技師には被ばくに対する危険手当が支給される施設もあります。
しかし、臨床工学技士では同様の手当がないケースがほとんどです。
②平均年齢の差
臨床工学技士は1987年に誕生した比較的新しい資格です。
他職種より平均年齢が若く、その分、賃金カーブも低めになりやすい構造があります。
③役職ポストの少なさ
部署規模が小さく、管理職に就ける人数が限られていることも影響します。
年収1000万円に到達するための働き方
結論、臨床で働く臨床工学技士が年収1000万円を目指すのであれば、下記がほぼ必須条件になります。
つまり、「高水準の職場 × 役職 × フル稼働 」が基本です。
また、年収1000万円を現実的に目指すのであれば医療機器メーカーへの転職が近道です。
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基本給が高い施設に勤める
年収1000万円を目指すには、基本給が高い施設に勤務していることが大前提です。
もともとの給与水準が高い職場でなければ、いくら働いても1000万円には届きません。
具体的には、赤十字病院や私立学校法人(私立の大学病院)などです。




どちらも基本給高く、昇給の伸びが大きいのが特徴です。
また、手当も厚く、危険手当や特殊勤務手当などの手当もついていることが多いです。


管理職(技士長・主任)になる
年収1000万円を目指すなら、病院の管理職に就いていることがほぼ必須です。
現場業務だけでなく、人員管理や部門運営を任される立場になって初めて、年収が大きく変動します。
実際、管理職になると管理職手当などの手当がつき収入源になります。
しかし、管理職手当も施設によって様々です。
基本給の10%もらえる施設もあれば、月に3万円、主任クラスであれば月に5000円と言った話も聞きます。
つまり、基本給が高く臨床工学技士の待遇が良い施設に勤務することが大前提です。
当直・残業などの手当を積み上げる
年収1000万円を目指すならば、当直や残業などの手当で収入を増やすことが必要です。
実際、当直手当は一回6,000〜10,000円程度支給される施設が多いです。
(引用:2024年 臨床工学技士の業務実態報告2024 No.85)
しかし、日本臨床工学技士会の調査では残業時間が「月1〜10時間」が46%を占めており、残業は年々減少傾向にあります。
その理由には、下記が考えられます。
- 医療業界全体の働き方改革
- 経営の悪化による残業抑制
- 技士数の増加
- 人員確保が進んでいる など
つまり現在は、「残業したくてもできない」、「制度上、残業がつきにくい」という施設も増えています。
また、施設によっては管理職になることで
固定残業や実質的なサービス残業になるケースも見られます。
加えて、仮に当直や残業を重ねて年収を引き上げたとしても、
労働時間・責任・体力面の負担は相当大きくなる点は理解しておく必要があります。
企業へ転職すれば年収1000万円は現実味を帯びる
臨床工学技士で年収1000万円を現実的に狙うなら、
病院勤務にこだわらず企業へ転職することが最も現実的なルートです。
医療機器メーカーでは、臨床工学技士の現場経験が高く評価されやすく、
病院よりも高い年収レンジが設定されています。
また、給与体系も成果や役割に応じて伸びやすく、
年功序列に左右されにくい点が大きな違いです。
実際、臨床工学技士の平均年収が約430万円前後とされる一方で、
医療機器メーカーでは700万〜800万円台が珍しくありません。
- ジョンソンエンドジョンソン:約867万円
- オリンパス:約732万円
- 日本ライフライン:約816万円
- 日本光電:約752万円
- テルモ:約644万円
- フクダ電子約587万円
引用:openwork
さらに外資系企業や成果主義の強い企業では、実績次第で年収1000万円を超えるケースもあります。



某医療機器メーカーに勤務する知人は入社4年目で冬のボーナスが100万円を超えていたそうです。
病院勤務とは年収の伸び方そのものが違うことが分かります。
このように、臨床工学技士としての専門性を活かして企業へ転職すれば、年収1000万円は「非現実的な数字」ではなく、「十分に狙えるライン」になります。
年収を上げたい臨床工学技士が取れる現実的な選択肢
臨床工学技士が病院勤務のまま年収1000万円を目指すのは、正直かなり難しいのが現実です。
しかし、年収600万円台であれば十分に現実的なラインと言えます。
ここからは、病院勤務の臨床工学技士が「今から」取れる現実的な選択肢を解説していきます。
結論から言うと、年収を上げるための方法は大きく次の2つです。
この2つをどう組み合わせるかで、将来の年収と働き方は大きく変わります。
①転職をする
臨床工学技士が年収を上げるために最も効果的な方法は、転職です。
同じ臨床工学技士でも、勤務先が変わるだけで給与水準は大きく変わります。基本給の高い病院、大規模病院などでは、そもそもの年収レンジが違います。
実際、転職によって年収が100万円以上アップするケースは珍しくありません。
業務内容が大きく変わらなくても、「環境を変える」だけで収入が上がることも十分に起こります。
臨床工学技士が短期間で年収を上げたい場合、転職は最も即効性のある現実的な選択肢だと言えます。
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②副業をする
転職以外の選択肢として、副業で収入源を増やす方法もあります。
ただし臨床工学技士の場合、副業は誰でも自由にできるわけではありません。
2024年の業務実態報告では、約7割の施設で副業が禁止されており、許可されている場合でも内容に制限が設けられているケースが多いのが現実です。
同調査によると、実際に副業が許可されている人が行っている副業は、以下の内容が上位に挙げられています。
- 大学・専門学校の講師(21.7%)
- 別の透析施設(14.2%)
- 講演会・セミナー・研修会の講師(11.6%)
- 他病院での臨床工学技士業務(5.9%)
つまり、教育分野や専門性を活かした他施設での応援業務が中心です。
このことから、臨床工学技士の副業は「誰でも簡単にできる収入源」ではありません。
しかし、専門性を活かした形であれば認められやすく、条件が合えば年収を底上げする現実的な手段になり得ます。


まとめ|臨床工学技士に年収1000万円は「覚悟」が必要
臨床工学技士で年収1000万円に到達することは不可能ではありません。
しかしそれは、誰にでもできる現実的な目標ではないのも事実です。
病院勤務のままで目指す場合、
高待遇の施設に勤務し、管理職に就き、当直や残業もこなし続けるなど、
立場・年齢・働き方のすべてが揃って初めて見えてくる世界になります。
一方で、医療機器メーカーなどへの企業転職という道を選べば、
年収1000万円は「非現実的な数字」ではなく、
現実的な選択肢になる人もいるのが現実です。
ただし、臨床工学技士という仕事は、年収だけで測れる職業ではありません。
収入を重視するのか。
やりがいを重視するのか。
それとも、両方を取りにいくのか。
その答えを考えることこそが、臨床工学技士としてのキャリアを考える第一歩です。
そして実際には、転職という選択を取ることで「やりがい」と「収入」を両立できるケースも少なくありません。
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「このままでいいのかな…」
「将来の年収が不安だな…」
と感じているなら、今すぐ転職する必要はありません。
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