
不整脈治療専門臨床工学技士ってどんな試験??試験の難易度や合格率について教えてほしい!
こんな疑問を解決します。
本記事では、不整脈治療専門臨床工学技士の概要や試験内容、難易度、勉強方法などについて詳しく解説します!!
不整脈治療専門臨床工学技士に合格することは簡単ではありませんが、合格することでスキルアップに繋がります!
前置きはさておきですね。
では、いきましょう( ゚д゚)
不整脈治療専門臨床工学技士の試験は、例年2月上旬ごろ開催されています!
不整脈治療専門臨床工学技士とは?
不整脈治療専門臨床工学技士は、日本臨床工学技士会が認定する専門資格です!
この資格は、不整脈治療分野に携わり業務内容を適切に把握し、指導的立場で専門的治療の対応ができる能力が求められます!
主にペースメーカやICD(植込み型除細動器)などの心臓デバイス、アブレーションなど不整脈治療全般に関する知識を問われます!
この資格は合格率18.0%と難易度はかなり高い試験です。



2023年の試験では、受験者数122人に対して合格者は22人です。
専門臨床工学検定試験は、どの領域の試験も合格率20%以下と難易度が高いので、しっかりとした学習が必要となります。
この試験は、略して”「専門 CE」不整脈治療“と呼ばれています。
受験資格
不整脈治療専門臨床工学技士の資格を取得するためには、以下の要件を満たす必要があります。
1) 医療系国家資格保有者(当会会員・非会員を問わず)
※臨床工学技士以外の職種の方も受験できますが、認定申請はできません。
2)当該領域の指定講習会を修了していること(有効期限 5 年)
※有効期限が過ぎた場合は指定講習の再受講が必要です。



受験する際に、経験年数は問われません!
しかし、認定申請をする時にその専門分野の経験年数が5年以上求められます!
経験年数がなくても、試験合格後に5年以内に認定申請を行えば大丈夫です!
「専門CE」指定講習(e-Learning)
講習会は、年に2回開催されています!
※2024年は、既に終了しています。
8月と10月の年2回開催されています!
2024年講習会スケジュール
■ 第 1 回開催
受講期間 2024 年 7 月 30 日(火)〜 9 月 12 日(木)
申込期間 2024 年 6 月 5 日(水)〜 6 月 18 日(火)
■ 第 2 回開催
受講期間 2024 年 9 月 30 日(月)〜 11 月 13 日(水)
申込期間 2024 年 8 月 7 日(水)〜 8 月 20 日(火)
■ 受験料:会員 30,000 円 非会員 40,000 円
■ 申込方法:e-プリバド(会員情報システム)



1ヶ月と少ししか視聴期間がないので、頑張りましょう!
※実際の講習会の日程は、コチラで確認できます。
試験日・試験会場・受験料
- 試験日:2025年1月31日(金)~2月9日(日)のうち1日
- 試験会場:CBTS 認定テストセンター
- 受験料:10,000 円(指定期間中に e-プリバド支払い)
試験スケジュール


試験の申し込みから合格発表までのスケジュールはコチラです。
8月、10月のいずれか受講
2024年11月6日(水) ~ 11月20日(水)(e-プリバド支払い)
2024年11月25日(月) ~ 12月9日(月)
① 願書
② 受験領域の指定講習受講修了証(写し)
③ 医療系国家資格免許証(写し)
④ 申請書類確認表
願書受理後に会場予約
2025年1月31日(金)~2月9日(日)のうち1日
※試験の詳細なスケジュールは年度によって異なるため、受験予定の方は公式HPで最新の情報を確認して下さい!
試験に合格する確率を上げるには、できるだけ早めに受験を決めることが大切ですね!
早く決めることで、計画的に勉強を進められたり、余裕を持って対策できたりするので、合格の可能性も高まります。



迷っているなら、早めに決断するのがベストです!
不整脈治療専門臨床工学技士の難易度・合格率
不整脈治療専門臨床工学技士の試験は、専門的な知識が問われるため決して簡単ではありません。
最近の試験では、合格率は約18%とされており、ある程度の学習が必要になります。
合格率と難易度
合格率は18%程度です!
過去の試験の合格率は以下の通りです。
実施回 | 合格率(%) | 合格者(人) | 受験者(人) |
---|---|---|---|
16回(2023) | 18.0 | 22 | 122 |
15回(2022) | 19.5 | 32 | 164 |
14回(2021) | 不明 | 不明 | 不明 |
13回(2020) | 不明 | 不明 | 不明 |
12回(2019) | 不明 | 不明 | 不明 |
大きく合格率は変わらないですね!
問題形式
試験は、CBT方式(コンピューターで回答)で実施されます!
・問題形式:五者択一
・試験時間:前半・後半各 90 分(合計 180 分) 休憩 15 分
・問題数:前半・後半各 60 問(計 120 問)
出題範囲
試験の出題範囲は、公開されていません。ですが、講習会(e-Learning)で学んだ内容から出題されるようです。
※これらの出題範囲以外からも出題されないわけではないので、幅広く学習する必要がありそうです!
心臓の構造と機能
イオンチャネルと抗不整脈薬
心電図と不整脈
デバイス、リードの構造
ペースメーカの設定(基礎)
徐脈性不整脈に対するペースメーカの適応
ICD/CRT-P/CRT-Dの適応
デバイス植込み手術の介助(CEの立場から)
デバイス植込み手術(医師の立場から)
デバイス植込みに伴う合併症
関連法規
ペースメーカの設定(応用)
ペースメーカフォローアップとトラブルシューティング
CRTのアルゴリズム(問題解決の手順・方式)
ICDのアルゴリズム(問題解決の手順・方式)
ICD/CRTDフォローアップとトラブルシューティング
遠隔モニタリングシステムとフォローアップ
植込みデバイスとEMIについて
EPSの原理と実際(各種頻脈性不整脈の発生機序および診断誘発と診断基準)
アブレーションの原理と実際
発作性上室性頻拍(PSVT)
AT/AFL
心房細動のアブレーション
心室頻拍(特発性、流出路起源、器質的心疾患)
CARTO®3 、Ensite NavX、Ensite Array、RHYTHMIAの構造と原理
CARTOとEnSiteとRhythmiaの実際
不整脈治療専門臨床工学技士の勉強法
不整脈治療専門臨床工学技士は、次の参考書を活用して学習を行うのがオススメです!
- イラストで学ぶ心臓ペースメーカーstep by step
- 不整脈デバイス治療バイブル: 適応・治療・管理まですべてマスター
- ペースメーカー・ICD・CRT実践ハンドブック
Xで受験された方の情報によると、上記3つの参考書を活用して試験に合格されたそうです!



参考書を活用して合格を狙いましょう!
ちなみに、私は不整脈治療専門臨床工学技士を受験したことなく、ネット上にもあまり情報がありません!
オススメの参考書
- イラストで学ぶ心臓ペースメーカーstep by step
- 不整脈デバイス治療バイブル: 適応・治療・管理まですべてマスター
- ペースメーカー・ICD・CRT実践ハンドブック
本の難易度(初学者向け)順に解説していきます。
イラストで学ぶ心臓ペースメーカーstep by step
【初学者向け】
- オールカラーのイラストで楽しく学べる
- ペースメーカーの基礎から学べる
わかりやすくて読みやすい
ペースメーカー、ICDのことから最新の両心室ペーシング話題まで非常にわかりやすくまとめられている教科書だと思います。イラストや漫画で読みやすくスイスイ読み進めることができますが、非常に専門的で高度な内容まで丁寧に説明がなされていて最高だと思います。学生、研修医、一般内科医、循環器専門医とどのレベルの方が読んでも満足できる内容だと感じました。ペースメーカーのことを学びたいと考えている方は必読です!!!
ペースメーカーをこれから勉強する方に
心電図の基本的な知識はあり、ペースメーカーの勉強を始める際に読んだ一冊。
イラストメインで説明されており、視覚的に理解しやすい一方で、語彙の説明が不十分なまま話が進んでいくため、慣れるまでは少し読みにくい印象を受けました。(構造上仕方のない面もあるが、簡潔でまとまった説明が最初に欲しかった(初学者にとっては)
理解が不足している語句は適宜、調べた後読み進めた方が理解しやすいかもしれません。
内容はやや古く、誤植も多い(理解に困るほどではない)ですが、ペースメーカーの基礎全体を学ぶ上では、理解しやすく読んでおくべき1冊です。
期待はずれでした…
本というよりもスライドの寄せ集めのような感じです。絵も使い回しが多く、クオリティーも落書き程度です。値段も高めの設定なので、手にとってみてちょっとがっかりといった感じです。もちろん役立つ情報もあるのですが…
不整脈デバイス治療バイブル: 適応・治療・管理まですべてマスター


【中級者向け】
- 基本的な知識から今後登場してくる新しいデバイスの詳細まで解説
- 初心者から上級者、CDRに至るまで幅広い読者の日常診療に役立つ内容
ペースメーカー・ICD・CRT実践ハンドブック
【上級者向け】
- CDR認定制度に必要なIBHRE試験の対策本として最適な実践的教科書。
- 世界的に高名なDr.Ellenbogenの翻訳本
日本語訳が残念
日本語訳が非常に残念。Google翻訳そのまま売り出したかのような、文型が多く読みにくさが強いです。
内容としてはこの手の本の中ではトップクラスに専門的でbibleとして使用できると思います。
この本は、IBHRE試験対策本として有名な一冊です!
不整脈治療専門臨床工学技士試験よりもさらに高度な知識を身につけることができます。そのため、より専門的に学びたい方にはオススメです!
ただし、試験のレベルを超えた内容も多いため、目的に合わせて購入を検討するのが良いです!



吟味して選びましょう!
また、他の不整脈関連資格の参考書を使用して、勉強を行うのも一つの方法です!
不整脈関連資格の難易度
不整脈関連資格として次の3つの資格が挙げられます。
- IBHRE試験
- 「専門 CE」不整脈治療試験
- 植え込み型心臓不整脈デバイス認定試験
また、上記各試験の難易度として、Xで議論されていました。
結論、不整脈関連の試験難易度は次の順だと言われています!



弊サイトでは、各試験の受験概要や勉強方法・オススメの参考書なども解説しています!
各試験の概要について詳しくはコチラ💁
まとめ
今回は、不整脈治療専門臨床工学技士の試験について解説しました!
不整脈治療専門臨床工学技士は、不整脈治療に関する専門知識を証明する重要な資格です。
また、試験の合格率は18.0%程度とかなり低いです!計画的に学習を進めることで合格を狙いましょう!
もし試験に受験するのか悩んでいるのであれば、私は受験することをオススメしています!
資格を取得するには時間とお金がかかります。ですが、それ以上に知識として身に付いたものを臨床の場で活かせると非常にワクワクするはずです!
まずは、試験に申し込んでみましょう!
>>不整脈治療専門臨床工学技士の試験に申し込む
申し込みが完了したら、あとは参考書で学習するだけです!


合格を心から願っています!!
また、他の不整脈関連試験について知りたい方はコチラ💁
今回は以上です!
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